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韓国政府、ジャンボリーのK-POPコンサートに公共機関職員1000人派遣

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソウルW杯競技場

韓国政府が11日に開かれる「ジャンボリー閉営式およびK-POPコンサート」の支援のために公共機関職員1000人を動員する。全国各地に散在しているジャンボリー隊員をソウル上岩(サンアム)ワールドカップ(W杯)競技場まで率いる役割を担う。およそ4万人の隊員が集まるだけに、人材支援がやむを得ないというのが政府の立場だ。

9日、企画財政部によると、ジャンボリー組織委員会は前日、企財部に公共機関職員1000人をK-POPコンサートの支援のために動員してほしいと求めた。これを受け、企画財政部は産業銀行・輸出入銀行・企業銀行・韓国馬事会・韓国電力・韓国空港公社など公共機関40カ所に支援を求めた。機関の規模により10~40人の人材を派遣してほしいというのが政府の要求だ。

企画財政部はソウル・京畿(キョンギ)・忠北(チュンブク)・忠南(チュンナム)・全北(チョンブク)・世宗(セジョン)に位置する公共機関を選別した。該当地域にジャンボリーの隊員が分布しているからだ。派遣された公共機関の職員は隊員たちが乗ったバス1台当たり1人ずつ配置される。ソウル上岩(サンアム)ワールドカップ(W杯)競技場までバスに乗って行き、席まで引率する。コンサートを一緒に観覧した後、帰宅するバスに隊員たちが無事に乗れるように導くことまでが役割だ。


一部の企業では反発が出た。会社員の匿名コミュニティ「ブラインド」には「金曜日の夜に公共機関職員を無理に動員するなんてあり得ない」「公共機関は公務員ではない」などの不満が殺到した。反面、「K-POPコンサートが見られるチャンスではないか」という肯定的な反応もある。

企画財政部は公共機関と相談して機関別人材支援の需要を定めたという立場だ。企画財政部関係者は「地方自治体はすでにジャンボリー関連業務の負担が相当な状況であり、現実的に民間で急に人材を探すことも難しい」として「出張と経費処理がいずれも可能で、コンサートの観覧まで可能なので一部の批判とは異なり自発的に支援する公共機関職員が多い」と話した。ジャンボリー支援特別法には組織委が地方自治体と公共機関などに行政・財政的支援を要請することが可能で、該当機関は最大限協力する必要があるという条項がある。



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