ロシアのプーチン大統領
8日(現地時間)のウクライナ独立メディア「ザ・ニュー・ボイス・オブ・ウクライナ」によると、ウクライナのダニロフ国家安全保障・国防会議(NSDC)書記はこの日、ウクライナの放送のインタビューで「プリゴジンの反乱はプーチンが自身に全面的に忠誠を尽くさない将軍を見つけだすために調整された特別作戦だったと言える」と述べた。
続いて「見つけだした一部の将軍は解任されたり服役中」とし「ロシア内部で分裂は引き続き起こるだろう」と話した。これに先立ち西側メディアはロシア軍ナンバー2だったセルゲイ・スロビキン航空宇宙軍総司令官など指揮官の一部がプリゴジン氏の反乱を助けた容疑で粛清されたと報じた。
ダニロフ書記の主張はまだ確認されていない状況だ。ただ、プーチン大統領がプリゴジン氏の反乱をあらかじめ知っていたという報道は数回あった。先月末ワシントンポスト(WP)は、ロシア情報機関がプリゴジン氏の反乱をあらかじめ感知して少なくとも2、3日前にプーチン大統領に知らせたが、プーチン大統領は警護人員を増やし、数カ所の戦略施設の警備を強化しただけで、特別な措置を取らなかったと報じた。
ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲裁で反乱を中断した後のプリゴジン氏の動きにも疑問点が多い。西側の専門家とメディアはプリゴジン氏が近く粛清されると予想したが、ベラルーシとロシアを行き来する姿を見せた。
プリゴジン氏は反乱5日後の6月29日、プーチン大統領と会って3時間ほど会談し、先月末にはプーチン大統領が注力するロシア・アフリカ首脳会談に出席したアフリカ関係者とも会った。米シンクタンク「アトランティック・カウンシル」のメリンダ・ハーリング・ユーラシアセンター研究員は「プーチンとプリゴジンはまた良い友人になったが、西側は2人の決別を誇張した」と指摘した。
一方、反乱後、プリゴジン氏と共にベラルーシに移動したワグネルの傭兵はウクライナ境界地域にも駐留する予定だ。この日、英テレグラフ・スカイニュースなどはワグネルの傭兵がベラルーシ南東部ゴメリ市近隣のジャブロフカ飛行場に約1000人の傭兵を収容するキャンプを建設していると報じた。ジャブロフカ飛行場はウクライナ北部の国境から約24キロ離れたところで、ウクライナの首都キーウと約250キロの距離にある。
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