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仁川空港「爆弾設置・無差別殺傷」予告…警察、人員総動員して捜索

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
全国各地で無差別殺傷を予告する書き込みが相次ぐ中、今度は仁川(インチョン)空港に爆弾を設置して無差別殺傷事件を起こすという予告文が登場した。これに対し警察当局は警察特攻隊などの可用人員を総動員して捜索に入った。

仁川空港警察団によると、4日午後4時28分ごろ「仁川空港に爆弾を設置した」と題した文がオンラインコミュニティーに載せられた。作成者は自身を「江南(カンナム)駅トラック100人予告」をした人物だと紹介し、仁川空港に爆弾を設置し、爆発して出口から出てくる人たちをトラックではねて刃物で刺すと脅迫した。さらには4日午後8時ごろ犯行をすると予告した。

この書き込みはすぐに削除されたが、これを見た市民が警察に通報した。空港警察団はこの日午後4時50分から警察特攻隊、探知犬などを投入して捜索を行った。午後4時55分ごろには関係機関にこうした事実を通知した。危険物はまだ発見されていない。警察関係者は「いたずらと疑われるが、犯行予告があっただけにあらゆる場所で徹底的に捜索を進めている」とし「掲示文の作成者も追跡している」と伝えた。


一方、警察庁国家捜査本部は先月21日の新林(シルリム)駅通り魔事件以降、似た犯行の脅迫をする「殺人予告文」を少なくとも27件確認し、うち5人を検挙した。特にソヒョン駅通り魔事件が発生した翌日のこの日一日だけでソウル江南(カンナム)、城南盆唐(ソンナム・ブンダン)、釜山西面(プサン・ソミョン)などで少なくとも16件以上の殺人予告文が通報または捕捉され、警察が捜査に着手した。

警察はオンラインコミュニティー、SNSなどをモニタリングしながら殺人予告文を摘発し、殺人予告文掲示者らに対して脅迫罪容疑を適用している。脅迫罪を犯した場合は3年以下の懲役、500万ウォン(約54万円)以下の罰金が科せられる。



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