猫の資料写真 [pxinio]
H5N1型ウイルスでヒトが感染した事例は韓国ではまだ報告されていない。だが、世界保健機関(WHO)が2003年から集計した結果、海外では人体への感染が876件報告されている。ソウル大学獣医大のソン・デソプ教授は「鳥類から哺乳類に感染して、その哺乳類からヒトが感染した事例はまだない」とし「感染した鳥類にヒトが直接接触して(他の人に伝播しないで)本人だけ感染した事例のみある」と説明した。
ソウル市は市と自治区が運営中の動物保護施設19箇所の犬・猫102匹を対象に全数検査を行ってすべて「陰性」であることが確認された。だが民間施設については自発的な通報がなければ現況把握が難しいのが現実だ。4月27日に改正された動物保護法は犬・猫を20匹以上管理する民間動物保護施設の場合、管轄地方自治体に申告させている。しかし最大3年の猶予期間を設けている。この日までにソウル市が調査協力を要請をした20カ所余りの民間施設のうち7~8カ所はソウル市の調査に拒否感を示しながら協力要請に応じないでいる。保健当局は鳥類の糞便と接触しやすい野良猫に餌を与えたり猫を触ったりすることに対して注意を促した。
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