江原道原州市（カンウォンド・ウォンジュシ）で高校生が授業中にラーメンを食べる様子をライブ配信して懲戒を受けた。

２７日、江原道教育庁によると、今年４月に原州のある高等学校で、３年生のＡ君は授業時間にラーメンを食べてソーシャルメディアにこの様子をライブ配信した。




当時の映像を見ると、Ａ君は授業が行われている中でも平気でカップラーメンを食べている。画面には授業中の教師を少しの間映したり、腕に刻まれたタトゥーを見せたりしている。教師が制止してもＡ君は気にもとめずにライブ配信を続けて授業を妨害した。

このライブ配信のタイトルは「授業時間ヘジャン（酔い覚まし）」だった。

その後、別の教師がＡ君を相談室に連れていったが、Ａ君は配信を止めたといいながらも、相談を受けている様子まで配信を続けたという。

学校側は善導委員会を開いてＡ君に飲酒、学校名誉失墜などの理由で出席停止１０日の懲戒を下したと伝えられた。善導委員会は生徒が学校規則や生活規定に反する行為をした場合、校内自治委員会を設けて開かれる。校内ボランティア、社会ボランティア、特別教育、１０日以上３０日未満の出席停止など懲戒を決めることができる。

江原道教育庁関係者は「該当事件は学校ですでに善導委員会を開いて事件が終了した」とし「該当教師が教権保護委員会を申請しなかった点から推測して、学生の処罰よりは善導に重点を置いたものとみられる」と説明した。