この日、金委員長がショイグ国防相に兵器をいちいち説明する姿に関連し、ウクライナ戦争以降、軍需物資の不足で苦しんでいるロシアに北朝鮮製兵器を「セールス」したのではないかという観測が出ている。また、この無人機が北朝鮮とロシア間の軍事技術交流の結果である可能性もあるという主張も出ている。
この日、北朝鮮メディアは金委員長のロシア軍事代表団接見の事実を紹介し、「国防安全分野で互恵的な関心事となる問題と地域および国際安保環境に対する評価と意見を交換した」とし、双方が「見解が一致した」と伝えた。ショイグ国防相はプーチン大統領の親書を伝えた。
一部では、北朝鮮がロシア代表団の訪朝日程(25~27日)を考慮して展示会を開催したのではないかという分析もある。峨山(アサン)政策研究院のヤン・ウク研究委員は「朝露間の兵器取引は国連安保理の対北朝鮮制裁に違反するもので、国際社会の対北朝鮮封鎖措置にともに穴を開けること」と懸念を示した。
北朝鮮国防省は同日、ロシア軍事代表団の歓迎宴会も開いた。強純男(カン・スンナム)国防相は宴会で、「反帝闘争という同じ目標をもつ塹壕で協力と連帯をより緊密にしていくわが軍の立場を改めて確言する」と述べ、ウクライナ戦争に対する支持と連帯を再度強調した。これを受け、ショイグ国防相は「北朝鮮軍は世界一の強い軍隊」と褒め称えた。
慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイ・ビョンチョル教授は「北朝鮮がウクライナ戦争で生じた陣営間対決を好機として捉え、引き続きロシアと密着している様子」とし「韓半島(朝鮮半島)で新冷戦構図を強化し、いわゆる『反米ブロック』を形成し、国際社会の制裁まで突破しようとするだろう」と話した。
金委員長は26日、平壌に来た李鴻中副委員長を団長とする中国代表団と会談し、李副委員長は習近平国家主席の親書を伝えた。続いて27日0時に開かれた戦勝節70周年記念慶祝行事をともに観覧した。公演を観覧する時、右側にはショイグ国防相、左側には李副委員長が座った。
統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「北朝鮮が戦略資産の韓半島展開を通じて自分を圧迫する韓日米を牽制している」とし「米国が核軍縮交渉の要求を受け入れなければ中露との協力を強化し、状況をさらに悪化させる恐れがあるという点を浮き彫りにする狙い」と話した。
北朝鮮で戦勝節に夜間軍事パレード、中露も参観した模様…3カ国の密着誇示(1)
この日、北朝鮮メディアは金委員長のロシア軍事代表団接見の事実を紹介し、「国防安全分野で互恵的な関心事となる問題と地域および国際安保環境に対する評価と意見を交換した」とし、双方が「見解が一致した」と伝えた。ショイグ国防相はプーチン大統領の親書を伝えた。
一部では、北朝鮮がロシア代表団の訪朝日程(25~27日)を考慮して展示会を開催したのではないかという分析もある。峨山(アサン)政策研究院のヤン・ウク研究委員は「朝露間の兵器取引は国連安保理の対北朝鮮制裁に違反するもので、国際社会の対北朝鮮封鎖措置にともに穴を開けること」と懸念を示した。
北朝鮮国防省は同日、ロシア軍事代表団の歓迎宴会も開いた。強純男(カン・スンナム)国防相は宴会で、「反帝闘争という同じ目標をもつ塹壕で協力と連帯をより緊密にしていくわが軍の立場を改めて確言する」と述べ、ウクライナ戦争に対する支持と連帯を再度強調した。これを受け、ショイグ国防相は「北朝鮮軍は世界一の強い軍隊」と褒め称えた。
慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイ・ビョンチョル教授は「北朝鮮がウクライナ戦争で生じた陣営間対決を好機として捉え、引き続きロシアと密着している様子」とし「韓半島(朝鮮半島)で新冷戦構図を強化し、いわゆる『反米ブロック』を形成し、国際社会の制裁まで突破しようとするだろう」と話した。
金委員長は26日、平壌に来た李鴻中副委員長を団長とする中国代表団と会談し、李副委員長は習近平国家主席の親書を伝えた。続いて27日0時に開かれた戦勝節70周年記念慶祝行事をともに観覧した。公演を観覧する時、右側にはショイグ国防相、左側には李副委員長が座った。
統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「北朝鮮が戦略資産の韓半島展開を通じて自分を圧迫する韓日米を牽制している」とし「米国が核軍縮交渉の要求を受け入れなければ中露との協力を強化し、状況をさらに悪化させる恐れがあるという点を浮き彫りにする狙い」と話した。
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