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怒涛の泥水に呼吸可能な空間30センチ…韓国浸水地下車道の最後生存者、脱出の瞬間

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

16日、忠清北清州市五松邑(チョンジュシ・オソンウプ)の宮坪(クンピョン)第2地下車道の浸水事故現場で消防と警察、軍が合同で救助活動を行っている。[写真 清州=フリーランサー キム・ソンテ]

忠清北道清州市興徳区五松邑(チュンチョンブクド・チョンジュシ・フンドクグ・オソンウプ)の宮坪(クンピョン)第2地下車道で孤立し、劇的に脱出した最後の生存者の姿がドライブレコーダーの映像を通じて公開された。25日、KBS(韓国放送公社)は生存者の同意を求めて公開した地下車道の中の様子はパニック映画を彷彿とさせるほど切迫していた。

地下車道に水が勢いよく流入し、地下車道中間まで進入した車両はあっという間に水に浸り始めた。車両は前に進もうとするが水の流れに押し戻された。車外に脱出した人々は腰まで水が満ちてくる中で脱出を試みるが、やはり水の流れに勝つことができず押し戻される。


水位が上昇して足が地面につかなくなると、もがく人々が出てきた。生存者は当時の状況に対して「もう本当に終わりだと考えたが、足に何がが触れて(壁に)しがみついた。その時から息をしなければという考えしかなかった」と話した。


ある男性が車両の上にかろうじて上がり、残った人々を引き上げた。車両の上で電話で救助を要請するものの、水の上昇が止まらず、地下車道の天井まであと約30センチのところまで迫った。

人々は地下車道の入口まで続く天井構造物をつかもうと、脱出するために激しく流れ込む泥水の中に身を投じた。生存者は「ここから抜け出さなければという考えよりも、体が勝手に動いてそうしたようだ」と当時の状況を振り返った。約10秒後、彼らの様子を撮影した車両も水に浸って映像が切れた。この映像に出てきた4人のうち1人は地下車道から抜け出すことができなかった。

今月15日の大雨で美湖江(ミホガン)の堤防が決壊して河川水が五松地下車道に流入し、市内バスなど車両17台が浸水した。この事故で14人が亡くなり10人がけがをした。

検察が24日、事故への不適切対処が疑われている5つの関係機関に対して強制捜査に着手した。

検察捜査本部はこの日午前9時ごろから忠北警察庁、忠北道庁、清州市庁、行政中心複合都市建設庁、忠北消防本部に捜査官やデジタルフォレンジックチームを派遣し、監視カメラの映像記録など関連資料を押収した。家宅捜索は夜遅くまで続き、一部機関に対する捜索は翌日まで続くものとみられる。

忠北警察は五松地下車道事故発生1時間前に緊急統制を要請する112通報を受けても適切な措置を取らず、国務調整室監察過程でこれを隠そうと他の事故現場に出動したように虚偽報告を行った容疑が持たれている。



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