集中豪雨で文化財など国家遺産の被害も相次いでいる。16日の文化財庁によると、高麗前期に建てられたと推定される「霊光新川里三層石塔」(宝物)から2メートル離れた石垣が10メートルほど崩壊した。 写真=文化財庁
このうち高麗前期に建てられたと推定される「霊光新川里三層石塔」(宝物)は文化財圏域として管理される石垣の一部(10メートル)が崩壊した。国家民俗文化財に指定された慶尚北道安東(アンドン)の河回村(ハフェマウル)では古宅4軒の塀が破損した。それぞれ名勝と指定された聞慶セジェ、奉化青岩亭と石泉渓谷も排水路の一部流失、河川氾濫による周辺施設の流失が報告された。三国時代に築造されたと推定される京畿道華城(ファソン)唐城は城壁外郭の約3メートルが崩れた。忠清北道は記録的な豪雨で、史跡「鎮川(ジンチョン)金庾信(キム・ユシン)誕生址と胎室」も傾斜面の一部と松が流失した。新羅の三国統一に中枢的な役割をした金庾信将軍(595-673)が生まれた場所とへその緒が保管されたここは土砂除去および排水路整備など復旧作業が行われた。
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