今はめったに見ることのない昔の硬貨の形をしたパンに出会うと懐かしくうれしい気持ちがした。子どものころ、10ウォンのコインを持って麩菓子やポンテギ(蛹を蒸して味付けしたもの)のような間食を買って食べた思い出も思い浮かんだ。広蔵市場の10ウォンパンの価格は3000ウォン(約327円)。客の目の前でパンの型に生地を注いでチーズをいれるところを見るとかなり美味しそうだった。Netflix(ネットフリックス)ドキュメンタリー(『ストリート・グルメを求めて:アジア』)で海外にも知らされた広蔵市場は外国人観光客が多く訪れる名所だ。慶州や広蔵市場を訪問した外国人には世界で韓国にしかない10ウォンパンが特別な思い出になりかもしれない。
このような10ウォンパンを今後見られなくなるかもしれない。コインのデザイン著作権を持つ韓銀がストップをかけ始めたためだ。韓銀は先月21日の報道参考資料で「(10ウォンパンのような)営利目的で貨幣の図案を使うのは許可しない」と明らかにした。簡単に解説すると、お金を受け取って売る商品に貨幣のデザインを使ってはいけないということだ。あわせて10ウォンパンのデザイン変更方案を協議中という説明を付け加えた。現在のデザインでは10ウォンパンを売らないようにするという立場を明確にした。
このような10ウォンパンを今後見られなくなるかもしれない。コインのデザイン著作権を持つ韓銀がストップをかけ始めたためだ。韓銀は先月21日の報道参考資料で「(10ウォンパンのような)営利目的で貨幣の図案を使うのは許可しない」と明らかにした。簡単に解説すると、お金を受け取って売る商品に貨幣のデザインを使ってはいけないということだ。あわせて10ウォンパンのデザイン変更方案を協議中という説明を付け加えた。現在のデザインでは10ウォンパンを売らないようにするという立場を明確にした。
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