5月にG7首脳会議出席のため日本を訪問し、広島平和記念公園国際会議場で韓日首脳会談を行った尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田文雄本首相。 写真=大統領室提供
岸田首相は北朝鮮の弾道ミサイル発射に対しては「日本と国際社会の平和と安全を脅かすものであり決して容認できない」と批判した。北朝鮮はこの日午前、東海上に向けICBMと推定される弾道ミサイルを発射した。
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議参加に向けリトアニアのビリニュスを訪問している岸田首相はこの日同地で尹大統領と会談する予定だ。
北朝鮮対応のほかにも韓日間最大の懸案である福島汚染水放流問題を議論するものとみられる。岸田首相は放流計画と安全性を直接説明して説得に出ると予想される。尹大統領はより確実な安全性放流に向け追加措置を要求する可能性がある。
韓国大統領室関係者は「福島汚染水問題で日本と隣国が苦痛を受ける状況。両国首脳が今回の会談でこの問題に対しともに心を開き協力して発展する機会にしたら良いというのが両国の共通した立場」と説明した。
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