韓国が北朝鮮から償還されない可能性が高い対北朝鮮借款規模は1兆3326億ウォン(約1440億円)と集計された。政府が84回も償還を催促したが、北朝鮮が事実上「無視」で一貫し、国民の血税が漏れているという指摘が出ている。
韓国輸出入銀行が11日に兪京濬(ユ・キョンジュン)国民の力議員室に提出した資料によると、6月末基準で対北朝鮮借款の元金と延滞利息を合わせた規模は10億1995万ドル(約1兆3326億ウォン)水準。2000年の南北首脳会談をきっかけに2008年まで9億3290万ドル規模の対北朝鮮借款を供与したが、延滞利息だけで1126億ウォン増えた状態だ。
政府は2000年から2007年まで6回にわたり北朝鮮にコメ240万トン、トウモロコシ24万トンなど食料借款(7億2004万ドル)を供与した。2012年6月に償還が始まったが、今まで一銭も回収できていない。6月末基準で延滞元金・利息はそれぞれ2億9133万ドルと8098万ドル。北朝鮮が残りの元金まで一度に償還するとしても8億102万ドルに膨らんだ状態だ。
また、2007年に北朝鮮の衣服・履き物・石けん生産に必要な軽工業原材料を供与したが、8000万ドルのうち3%(240万ドル)だけ回収した。2014年から償還することになっていたが、元金と利息が滞り未償還金額は8603万ドルに増えた。
2002年には京義(キョンウィ)線・東海(トンヘ)線の北側区間鉄道、駅舎を建設するのに必要な資材と装備1億3290万ドルを供与した。しかし工事の中断で借款金額は最終確定せず、償還日程も決まっていない。
統一部は借款延滞が最初に発生した2012年6月以降、四半期ごとに輸出入銀行を通じて北朝鮮の朝鮮貿易銀行に償還督促書信を発送してきた。食料借款46回、軽工業借款38回の計84回だ。統一部は「北に持続的に償還督促をしている。今後、政府と借款処理案について協議する予定」と明らかにした。
兪京濬議員は「統一部がどうせ償還されないものと考えて安易に対応してきた側面がある」とし「新しい統一部長官候補が指名されただけに、北の海外資産の差し押さえなど未償還に対する強力な追徴意志を見せる必要がある」と指摘した。
韓国輸出入銀行が11日に兪京濬(ユ・キョンジュン)国民の力議員室に提出した資料によると、6月末基準で対北朝鮮借款の元金と延滞利息を合わせた規模は10億1995万ドル(約1兆3326億ウォン)水準。2000年の南北首脳会談をきっかけに2008年まで9億3290万ドル規模の対北朝鮮借款を供与したが、延滞利息だけで1126億ウォン増えた状態だ。
政府は2000年から2007年まで6回にわたり北朝鮮にコメ240万トン、トウモロコシ24万トンなど食料借款(7億2004万ドル)を供与した。2012年6月に償還が始まったが、今まで一銭も回収できていない。6月末基準で延滞元金・利息はそれぞれ2億9133万ドルと8098万ドル。北朝鮮が残りの元金まで一度に償還するとしても8億102万ドルに膨らんだ状態だ。
また、2007年に北朝鮮の衣服・履き物・石けん生産に必要な軽工業原材料を供与したが、8000万ドルのうち3%(240万ドル)だけ回収した。2014年から償還することになっていたが、元金と利息が滞り未償還金額は8603万ドルに増えた。
2002年には京義(キョンウィ)線・東海(トンヘ)線の北側区間鉄道、駅舎を建設するのに必要な資材と装備1億3290万ドルを供与した。しかし工事の中断で借款金額は最終確定せず、償還日程も決まっていない。
統一部は借款延滞が最初に発生した2012年6月以降、四半期ごとに輸出入銀行を通じて北朝鮮の朝鮮貿易銀行に償還督促書信を発送してきた。食料借款46回、軽工業借款38回の計84回だ。統一部は「北に持続的に償還督促をしている。今後、政府と借款処理案について協議する予定」と明らかにした。
兪京濬議員は「統一部がどうせ償還されないものと考えて安易に対応してきた側面がある」とし「新しい統一部長官候補が指名されただけに、北の海外資産の差し押さえなど未償還に対する強力な追徴意志を見せる必要がある」と指摘した。
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