6日午後、国会ロタンダホールで「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権汚染水投棄反対表明要求非常行動」を開いた野党・共に民主党の議員ら。 キム・ソンリョン記者
野党「共に民主党」所属議員を中心とする11人はこの日午前金浦(キンポ)空港で出国記者会見を行い、3日間の日程で東京に向け出国した。
彼らは記者会見で日本の福島原発汚染水放流を問題ないと判断した国際原子力機関(IAEA)の報告書に対し「科学的根拠がない中身のない報告書。海洋投棄を除いた別の代案は全く考慮されず、放射能物質の人体蓄積や生態系への被害と関連した内容は報告書に全くなかった」と反発した。
議員団は「国民の安全を守り漁民の生活の基盤である海を守らなければならないという責任がある韓国政府と与党は無対策で一貫している」と批判した。
その上で「日本政府の福島核汚染水海洋投棄は再び元に戻すことはできない行為で、海洋汚染は全人類に影響を及ぼす災い。核汚染水海洋放流だけでも韓国の水産業が大きな被害を受けるのは明らかだ」と主張した。
彼らは「安全性が担保されるまで最大限放流を阻止しなければならない。日本の政治家、専門家、市民社会と会い共同対応案をまとめ、国際共助を通じて福島核汚染水海洋投棄が阻止されるよう最善を尽くして帰ってくる」と付け加えた。
議員団は訪日初日に福島原発汚染水海洋放流に抗議する次元から首相官邸前で集会をする計画だ。国際原子力機関(IAEA)日本支部への抗議訪問と国会前での座り込みも予定されている。
翌11日には日本の汚染水放流反対グループである「原発ゼロ・再エネ100の会」と会い共同宣言を発表する予定だ。
12日には日本駐在外信記者クラブで記者会見を行った後、核汚染水海洋投棄阻止に向けた行進もする計画だ。
訪日議員団は民主党の金承南(キム・スンナム)、朴範界(パク・ポムゲ)、安敏錫(アン・ミンソク)、梁李媛瑛(ヤンイ・ウォンヨン)、魏聖坤(ウィ・ソンゴン)、兪訂炷(ユ・ジョンジュ)、尹才鉀(ユン・ジェガプ)、李竜彬(イ・ヨンビン)、朱哲鉉(チュ・チョルヒョン)議員、無所属の梁貞淑(ヤン・ジョンスク)、尹美香(ユン・ミヒャン)議員だ。
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