6月に釜山のBEXCOで開かれた国際海洋防衛産業展(MADEX)にハンファオーシャンの護衛艦など最先端戦闘艦の模型が展示された。[写真 ハンファオーシャン]
ハンファオーシャンは6日、韓国で初めて水上艦(軍艦)2隻を同時に建造できる室内搭載工場新築を検討していると明らかにした。
この施設では室内で艦艇建造ができ、豪雨や台風などに襲われても安定的に作業を進めることができる。必要な場合には夜間作業もでき、納期日程を合わせるのにも有利なものとみられる。装備汚染が少なく水上艦の品質を高められるのも長所だ。この工場には韓国最大規模となる300トン規模の屋内クレーン2基も入ることになる。このほか艦艇専用多目的組み立て工場も新築する予定だ。
ハンファオーシャン関係者は「水上艦室内搭載工場を作るというのは海軍の艦艇建造に必要な十分な設備をあらかじめ確保するという意味。韓国軍の戦力増強だけでなく防衛産業の輸出拡大にも寄与できるだろう」と話した。
この記事を読んで…