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雨にびしょ濡れの女性記者の生中継中に…真っ赤な服の中年男性の突発行動が話題に=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真 [Pixabay]

どしゃ降りの雨の状況を生中継している途中、この雨でレインコートまでびしょ濡れになった記者に傘を差したある市民の行動が話題になっている。

5日、韓国の各オンラインコミュニティでは「雨に降られた記者をかわいそうに思ったおじさん」というタイトルのコメントと映像が拡散し、注目を浴びた。




該当の内容は4日に韓国テレビ局「チャネルA」の梅雨関連の報道中に発生した突発状況に関するものだった。ソウルにある光化門(クァンファムン)広場に出ていた同局のある女性記者は、雨具を着て傘はささない状態て雨に降られながら梅雨状況の生中継をしていた。

記者の頭部はもちろん、レインコートまで濡れた状態だった。あわせて「目を開けていられないほど強い雨が降っている」と伝えた。

この時、突発状況が起きた。記者の背後に傘を持った手が「にゅっと」現れた。傘を持っていたのは真っ赤な半袖ティーシャツを着た中年男性だった。

この男性は記者が傘の中に入っていることを確認した後、後ろを向いて反対側の遠方を見ていた。そして記者が生中継をする間、やや笑みを浮かべた表情で傘を持ったその場にたたずんでいた。

突発状況だったが、中年男性の温かい配慮に記者も笑いをこらえて微笑を浮かべたまま生中継を終えた。このような状況は編集されないでそのままニュースを通じて放送された。

オンライン上では「道を通過しているときに雨に降られる女性記者を見て娘のことが思い出されたのではないか。いくら仕事だといっても娘が雨に降られていてかわいそうに思わない親がどこにいるだろうか」「愛らしいおじさんだ」「感動的だ」「うちの父を思い出す」としながら「見ていて微笑ましい」という反応を寄せた。



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