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IAEA「日本の汚染水サンプル、韓国とともに追加分析…下半期に発表」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

福島原発に面する海 [中央フォト]

国際原子力機関(IAEA)が福島第1原子力発電所の汚染水サンプルに対する追加分析を韓国原子力安全技術院と共同で行う。追加分析報告書は今年下半期に発表される予定だ。

4日(現地時間)、IAEAによると、IAEA傘下の放射化学研究所(TERC)と韓国原子力安全技術院の環境放射能測定分析機関(ALMERA)ネットワークが福島第1原発タンクの汚染水サンプル群に対する2・3回目の分析作業を進める計画だ。アルメラはIAEAがアジア・太平洋地域のハブ実験室に指定した機関だ。

両機関は汚染水のサンプルを分析し、放射性核種が限度以上の活性濃度で検出されるかどうかを調べる。また、分析結果が東京電力が出した結果とどれだけ一致するかも確認する予定だ。昨年11月、両機関には多核種除去設備(ALPS)の処理水が保存された異なる2つのタンクからそれぞれ採取した汚染水のサンプル群が渡された。


同日、IAEAは福島第1原発の汚染水放流に対する安全性検討内容を盛り込んだ報告書を公開し、汚染水サンプルに対する1回目の分析結果も盛り込んだ。つまり、「ALPSを経た汚染水に三重水素(トリチウム)以外に他の放射性核種が残っているかどうかを確認したが、既存にあった放射性核種ではない新しい核種は有意義な水準で発見されなかった」ということだった。

今回の分析はTERCをはじめ、IAEA傘下の研究所3カ所と韓国・フランス・スイス・米国の研究施設が参加した。東電が分析した汚染水のような試料を他の研究施設で分析し、結果を互いに比較するILC(相互比較分析)方式が活用された。



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