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米国防総省「オハイオ級戦略原子力潜水艦が韓国へ」…時期は明らかにせず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2018年5月26日、米海軍のオハイオ級原子力潜水艦「ネブラスカ」(SSBN739)が米カリフォルニア州沖でトライデントII潜水艦発射ミサイル(SLBM)を発射している。このミサイルは訓練用であり、核弾頭を搭載していない。 写真=米海軍

米国防総省が核兵器を搭載できるオハイオ級原子力潜水艦の韓国訪問計画を29日(現地時間)に公式化した。「朝鮮半島有事で最も効率的」という評価を受ける戦略資産を展開するという意味で、5月の韓米首脳の「ワシントン宣言」に基づく拡大抑止強化の具体的な動きという解釈が出ている。

米国防総省のライダー報道官はこの日の定例記者会見で「核兵器を搭載できるオハイオ級潜水艦(SSBN)が未来のある時点に寄港するために韓国に入ると聞いている」と述べた。時期は特定しなかったが、米政府がオハイオ級原子力潜水艦の韓国訪問計画を公式的に明らかにするのは今回が初めて。

こうした発言は、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が情報筋を引用して「40年ぶりに韓国にオハイオ級戦略原子力潜水艦が派遣される」と報道したことへの反応だった。実際、オハイオ級戦略原子力潜水艦が年内に海軍の釜山(プサン)作戦基地などに入る場合、1981年3月の「ロバート・E・リー」(SSBN601)以来42年ぶりの寄港となる。


この日、ライダー報道官は「核弾頭を搭載して寄港するのか」という質問には「特定システム、特定武器体系については話さない」としながらも「しかしそれは核能力を備えた潜水艦」と答えた。

オハイオ級原子力潜水艦は戦略核・戦術核SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を発射できるSSBN(14隻運用)とトマホーク巡航ミサイルを最大154発搭載できるSSGN(4隻運用)に分けられる。今月16日には米海軍のオハイオ級SSGN「ミシガン」が釜山(プサン)に入港した。

峨山政策研究院のヤン・ウク研究委員は「オハイオ級原子力潜水艦は韓半島(朝鮮半島)有事の際、最も短い時間内に戦術核を発射できる唯一の手段」とし「それだけに戦時に最も効率的な武器体系であり、北朝鮮はもちろん中国にも強力な警告メッセージになる可能性がある」と話した。



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