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中国から密輸のヒロポン、7倍の値で販売…中間販売の韓国人は「前科19犯」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国からヒロポンなど麻薬類を密輸して韓国国内に流通させた中国人と中間販売を担当した韓国人などの犯罪グループが検挙された。京畿道安養東安警察署は麻薬類管理に関する法律違反の疑いで中国国籍の女A(41)と中間販売担当のBら5人、麻薬購入・使用者13人の計19人を検挙し、うち9人を拘束したと23日、明らかにした。

またヒロポン185グラム(1億3000万ウォン相当)、ヤーバー19錠(190万ウォン相当)、大麻27グラム(500万ウォン相当)を押収した。

Aは2月から3月まで中国に居住する身元不明のリーダーから6回にわたりヒロポン3.2キロを購入した後、Bなどを通じて韓国国内で販売した疑い。Aが流通させたヒロポン3.2キロは約10万6000人が投与できる分量で、22億4000万ウォン(約2億4600万円)相当だ。


韓国国内の流通を担当するAは中国のリーダーとWeChatで連絡と取り、国内の麻薬密輸者が置いた場所を確認した後、Bらに取りに行かせる手法でヒロポンを受け取った。続いてBらを通じてヒロポンを求める人に麻薬類を販売したことが把握された。

Aは中国のリーダーから1グラム約10万ウォンでヒロポンを購入した後、国内に流通させる時には1グラム50万-70万ウォンで販売した。

今回検挙された容疑者は全員が麻薬前科者で、1犯から多ければ19犯の容疑者もいたと警察は説明した。警察は中国人を通して密輸されたヒロポンが国内に流通しているという国家情報院の情報を受けて捜査に着手し、4月から最近までAらを次々と検挙した。

警察関係者は「Aは購買原価の最大7倍の利益を得るなど、いわゆる『配達料』として大金を着服した」とし「Bは70代の高齢で、麻薬関連の前科だけで19犯にのぼり、今回が11回目の拘束」と説明した。警察は中国のリーダーと密輸担当者を追う一方、ヒロポン販売代金などの流れも追跡する方針だ。



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