見知らぬ女性を追いかけて気を失うほど無差別な暴行を振るった、いわゆる「釜山(プサン)回し蹴り」事件の控訴審で懲役20年を言い渡された被告人が上告した。
19日、検察と裁判所などによると、事件の被告人A氏は上告期間最終日の同日、釜山高裁に上告状を提出した。
A氏は昨年5月22日午前5時ごろ、帰宅の途中で被害者B氏を約10分間追いかけた後、釜山鎮区(チング)のオフィステルの共同玄関で暴行を振るった疑い(殺人未遂)で起訴された。
当時、閉回路テレビに撮られた場面を見ると、A氏はエレベーターを待っていた被害者を発見すると、歩幅を減らして密かに近づいた後、突然被害者の頭を後ろから足で蹴るなど暴行した。その後、A氏は失神した被害者を閉回路テレビの死角地帯に連れて行った。
1審裁判所はA氏に懲役12年を言い渡した。しかし、控訴審の過程で事件当時、B氏が履いていたジーンズからA氏のDNAが検出されるなど追加証拠が明らかになり、検察は公訴状を殺人未遂から強姦殺人未遂に変更した。
控訴審裁判所は強姦殺人未遂の容疑を有罪と認め、懲役20年と10年間、情報通信網に身元公開、10年間の児童関連機関への就職制限、20年間の位置追跡電子装置の付着も命令した。
検察は上告しないことにした。検察関係者は「控訴審で公訴事実が全て有罪となり、検察が量刑の不当さを理由に上告できないため、上告しないことにした」と明らかにした。
19日、検察と裁判所などによると、事件の被告人A氏は上告期間最終日の同日、釜山高裁に上告状を提出した。
A氏は昨年5月22日午前5時ごろ、帰宅の途中で被害者B氏を約10分間追いかけた後、釜山鎮区(チング)のオフィステルの共同玄関で暴行を振るった疑い(殺人未遂)で起訴された。
当時、閉回路テレビに撮られた場面を見ると、A氏はエレベーターを待っていた被害者を発見すると、歩幅を減らして密かに近づいた後、突然被害者の頭を後ろから足で蹴るなど暴行した。その後、A氏は失神した被害者を閉回路テレビの死角地帯に連れて行った。
1審裁判所はA氏に懲役12年を言い渡した。しかし、控訴審の過程で事件当時、B氏が履いていたジーンズからA氏のDNAが検出されるなど追加証拠が明らかになり、検察は公訴状を殺人未遂から強姦殺人未遂に変更した。
控訴審裁判所は強姦殺人未遂の容疑を有罪と認め、懲役20年と10年間、情報通信網に身元公開、10年間の児童関連機関への就職制限、20年間の位置追跡電子装置の付着も命令した。
検察は上告しないことにした。検察関係者は「控訴審で公訴事実が全て有罪となり、検察が量刑の不当さを理由に上告できないため、上告しないことにした」と明らかにした。
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