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「航空・戦闘車両・ヘリ上位5位」…韓国の軍事力世界6位、北朝鮮は34位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2023年グローバル・ファイヤーパワーランキング。[GFPホームページ キャプチャー]

韓国の軍事力が世界で6番目に強いという報告書が出てきた。

米軍事力評価機関のグローバル・ファイヤーパワー(GFP)の報告書によると、韓国の軍事力評価指数は0.1505で145カ国のうち6位に上がった。

順位は各国が保有する軍事装備、軍隊の規模、財政的地位、地政学的利点など60項目を評価して決められる。


評価インデックスの数値が0に近いほど軍事力が強いという意味だ

世界で軍事力が最も強い国には米国が挙げられた。ロシアと中国が続きトップ3を形成している。

4位はインド、5位は英国で、韓国は昨年と同じ6位となった。7位はパキスタンで日本は8位となった。北朝鮮は34位だ。

GFPは韓国について、「航空機戦力、戦闘車両戦力、ヘリコプター戦力で上位5位に入った」とした。

また、1位の米国については「駆逐艦92隻、空母11隻、航空機1万3300機、攻撃ヘリ983機で多くの分野で1位を占めている。国防費予算は7617億ドルで最も多い。これは2300億ドルの国防予算を持つ中国より3倍以上多い数値」と評価した。

国防予算部門を見ると、中国が2300億ドル、ロシアが826億ドルで2位と3位だ。インドが542億ドル、ドイツが523億ドル、オーストラリアが521億ドル、英国が502億ドルと続いた。韓国は421億ドルで10位だ。日本は396億ドルで11位を占めた。北朝鮮は45億ドルで45位だ。

しかしGFPのランキングには核兵器と関連した項目がまともに反映されておらず、一部項目の根拠が不明だという指摘もある。軍事力を比較評価するひとつのものさしとみなすことはできるが盲信してはならないということだ。

◇国防革新委発足した尹錫悦政権「第2の創軍水準の改革必要」

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は強軍を基盤とした平和を強調している。先月11日に発足した国防革新委員会では直接委員長を務める。尹大統領は「最高の科学技術は国防革新と開発過程で起き、最高の科学技術は常に国防分野で最初に適用される。国防運営システム、ソフトウエアとハードウエア全分野にわたって第2の創軍水準の大々的な改革と変化が必要だ」と話した。

金聖翰(キム・ソンハン)前大統領室安保室長は15日、国防科学研究所(ADD)と延世(ヨンセ)大学が済州(チェジュ)国際コンベンションセンターで開催した「2023韓国軍事科学技術学会(KIMST)総合学術大会」での基調演説を通じ今後の韓国の国防と関連して「北朝鮮と周辺国の空中・ミサイル脅威に対応し複合的・多層的な対空防衛体系、特に首都圏と国家重要施設に対する防衛能力をさらに細かく構築しなければならない」と明らかにした。

また、無人機とサイバーなど非対称脅威への対応を国防革新の2番目に挙げ、「敵の武器体系を奪取せず遠隔で無線通信により無力化するためには電子戦とサイバーを融合する技術を開発しなければならない」と主張した。続けて人工知能(AI)基盤の有無人複合戦闘体系の確立が国防革新の3番目の優先順位とし、無人化警戒作戦体系構築の必要性を主張した。



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