韓国が独自技術で開発した韓国型発射体「ヌリ号」が5月25日、全羅南道高興郡(チョルラナムド・コフングン)の羅老(ナロ)宇宙センターから宇宙に向かって力強く打ち上げられた。[写真 韓国航空宇宙研究院]
衛星間または衛星と宇宙ゴミ間の衝突リスクを早くから予想した科学者がいる。米航空宇宙局(NASA)のドナルド・ケスラー博士だ。ケスラー博士は1978年、地球を回る人工衛星が衝突を繰り返し、土星の環のように破損した人工衛星の残骸が地球を囲む日が来るだろうと警告した。この場合、人類が地球の外に進出するどころか、人工衛星を利用するすべての技術が中断され、衛星利用測位システム(GPS)、衛星通信などの現代技術の大部分が使えなくなり、人類文明が1960年代中後半に後退すると主張した。いわゆる「ケスラーシンドローム」だ。
韓国航空宇宙研究院のチョン・オクチョル宇宙状況認識研究室長は「スターリンクのほか、英国のワンウェブなど少なくないグローバル企業が衛星を利用した衛星インターネットサービスを進めていて、低軌道を中心に人工宇宙物体はさらに増えるしかない」とし「航空交通管制のようにもう宇宙空間上でも交通管制をしなければいけない状況になっている」と話した。
チェ・ジュンホ/科学&未来専門記者/論説委員
【コラム】「韓国ヌリ号の衛星、衝突リスク高い…狭い550キロ地球軌道」(1)
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