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フランス・アヌシーの通り魔、1歳10カ月の赤ちゃんも被害…シリア出身の犯人に6人が負傷

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

フランス・アヌシーで無差別にナイフで市民と子供を攻撃したシリア出身の加害者。[インターネット キャプチャー]

フランス南東部のアヌシーにある村で8日(現地時間)、通り魔が現れ、3歳以下の子ども4人と大人2人の6人が負傷した。

CNNやBBCなどの外信によると、同日午前9時45分ごろ、アヌシー湖近くの公園でシリア国籍の男性(31)が凶器を振り回し、数人を刺した疑いで逮捕され、拘束された。

AFP通信が消息筋の話として報じたところによると、容疑者はシリア出身の亡命申請者だという。


被害者の中で一番幼い子供は1歳10カ月の赤ちゃんだ。2人は2歳で、子どもたちの中で一番年上なのは3歳だった。

被害児童のうちの2人と大人1人が重体だという。

正確な犯行動機はまだ明らかになっていない。検察はテロとの関連はないものとみられると発表した。

SNSなどオンラインに掲載された映像を見ると、青いスカーフで頭を覆ってサングラスをかけた男性が公園でナイフを振り回した。

容疑者はナイフを振り回しながら英語で「イエス・キリストの名のもとに」と叫んだ。周りの人たちは泣き叫びながら警察を呼んだ。

容疑者は公園内で叫びながらベビーカーを押して逃げる女性の後を追い、ベビーカーの中に向かって凶器を何度も叩きつけた。

その後、悠々と公園の外に歩いてくる容疑者をリュックサックを背負った男性が別のリュックサックを振り回して制止しようとする様子も映っている。

目撃者らは、容疑者が警察に撃たれるまで、手当たり次第に攻撃しようと湖の近くを走り回っていたと証言した。

容疑者は2013年にスウェーデンに入国して難民の地位が認められ、スウェーデン人女性と結婚して子どもを1人もうけたと日刊ル・パリジャンが伝えた。

フランスでも昨年11月に亡命を申請したという。

エマニュエル・マクロン大統領はツイッターを更新して「完全に卑劣な攻撃」とし、「子どもたちと大人が生死の境界線にいる」、「国が衝撃を受けた」と述べた。

エリザベット・ボルヌ首相は、ジェラルド・ダルマナン内務長官とともに、通り魔が出た村を訪問する予定だ。



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