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プーチン大統領演説フェイクニュースでロシア放送局が混乱…「ハッキングされた」

ⓒ 中央日報日本語版

プーチン露大統領

ロシア大統領府が5日(以下、現地時間)、公営放送でハッキング攻撃が発生したと伝え、一部の地域で放送されたプーチン露大統領の演説はフェイクだと明らかにした。



ロシア・タス通信などによると、現地公営放送ミールはこの日の声明で「午後1時18分までの約40分間、身元未詳の人物がミールTVとミールラジオのニュース番組をハッキングし、放送コンテンツを入れ替えた」と伝えた。続いて「この時間に放送されたすべての情報はミールとは関係がなく、明白な虚偽であり挑発だ」と主張した。


大統領府のペスコフ報道官も大統領はこの日、いかなる声明も出していないと伝え、一部で放送された非常演説はすべてフェイクだと説明した。問題のコンテンツはすべて削除され、放送局がハッキング被害を受けたと明らかにした。

この日、ロシアの一部の地域のテレビでは「大統領の非常演説」という字幕と共に、プーチン大統領の演説映像が流れた。映像のプーチン大統領はウクライナ軍が午前4時に北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けてロシアを侵攻したとし、ベルゴロド、プリャンスク、クルスク地域に戒厳令を宣言すると述べた。

続いて「ロシア領土の深くまで避難してほしい」と呼びかけ、近く「総動員令」を出すと明らかにした。この演説は映像だけでなくラジオの音声メッセージでも放送された。



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