ヒョンデの最新電気自動車アイオニック6 [写真=ヒョンデ]
ヒョンデグループは自動車販売を開始した1962年から先月まで韓国国内を含む世界市場で累計1億5044万8094台を販売した。ヒョンデと起亜の累計販売台数はそれぞれ9451万5314台、5592万2780台。
自動車業界では「ヒョンデグループの販売台数は強い増加傾向にある」と評価する。ヒョンデ・起亜の累計販売台数は1993年に1000万台、2008年に5000万台、2016年に1億台を超えた。1000万台を突破するのに31年かかったが、事業場と生産基地を拡大して成長が加速した。
昨年は685万台を販売し、トヨタグループ(1048万台)、独フォルクスワーゲングループ(848万台)に続いて初めてグローバル「トップ3」に入った。
起亜とヒョンデはそれぞれ1962年、1968年に韓国市場で販売を始め、輸出は起亜が1975年に、ヒョンデが1976年に開始した。
大記録の達成に最も大きく寄与した車両はヒョンデ「アバンテ」だ。販売台数1500万台以上と推定され、累計ベストセリングカーだ。これまで売れたアバンテを一列に並べると77万キロになるが、これは地球から月を往復できる距離という。
ヒョンデグループの1-3月期の営業利益は6兆4000億ウォン(約6800億円)台と、世界自動車企業の中でもトップ圏だ。業界関係者は「特に新型コロナ拡大による車載用半導体不足などで世界の自動車生産に支障が生じた状況での成果であり、意味は大きい」と話した。
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