尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領
イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は1日(現地時間)午後、ノルウェーのオスロで開かれたNATO外相会議の結果、記者会見で「来月リトアニアのヴィリニュスで開かれる首脳会合に歴史上2回目に韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなどアジア太平洋4カ国の指導者全員が来る予定」と述べた。
これに先立ち、ストルテンベルグ事務総長は今年1月の訪韓当時、尹大統領に招請の意思を伝えたことがある。
このため、尹大統領は昨年のマドリード首脳会合に続き、2年連続で出席する見通しだ。
ストルテンベルグ事務総長は「韓国と日本訪問当時、私のメッセージは、安全保障は域内ではなくグローバルな問題であるということ」とし「インド太平洋パートナー国との協力を強化するのはいつにも増して重要になっている」と強調した。
また「この日の外相会議でもインド太平洋諸国と協力強化の方策について意見が交わされた」と伝えた。
一方、ストルテンベルグ事務総長は前日に続き、北朝鮮の「軍事偵察衛星」の発射に対しても再度警告の声を出した。
金与正(キム・ヨジョン)北朝鮮労働党副部長が同日発表した声明で、「自衛権」を発射の名分として明らかにしたことに対して追加の立場を問う質問に対して「(北朝鮮の)発射は多数の国連安全保障理事会(安保理)の決議に露骨に違反したものだ」と批判した。
さらに「NATOは北朝鮮が挑発的な行為をやめ、対話に復帰することを促す」とし「韓国と日本など域内の緊密なパートナー国と強く連帯している」と強調した。
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