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コロンビア「4兄弟」に奇跡は起きるか…失踪1カ月ぶりに長女の足跡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

アマゾンの密林の様子。[写真 Pixabay]

コロンビアのアマゾンで起きた航空機事故で行方不明になっている原住民の子ども4人は無事に帰ってくることができるだろうか。消えた子どもたちの無事帰還を全世界が待っている。

行方が分からなくなって1カ月を迎えた30日、コロンビア軍当局は新しい足跡を発見した。子どもたちが捜索隊と非常に近いところにいるという希望的な知らせだ。




13歳・9歳・4歳・1歳など4人の兄弟姉妹を乗せた軽飛行機は先月1日、アマゾン密林地帯に墜落した。同乗していた母親と操縦士、原住民指導者など成人3人は全員死亡が確認された。

捜索隊を率いる軍幹部によると、28日一番年上である少女のものと推定される足跡が見つかった。子どもたちの親戚によると、少女はジャングルに対する知識が豊富だという。

また、子どもたちが休息を取ったと推定される場所では食べ残しとみられる果物も見つかった。軍幹部は「4人が生存していることと(発見が)非常に近いと確認された」と説明した。捜索隊は現在20平方キロ程度に範囲を狭めて捜索している。

最大40メートルの高さになる木、降り止まない大雨、威嚇的な野生動物など悪条件の中で軍は兵力やヘリコプター、探知犬などを投じて墜落地点付近の密林を検索している。「これ以上動き回らないで」と子どもたちの祖母が肉声で呼びかける録音メッセージまでヘリコプターから流しながら探索に全力を尽くしている。コロンビア原住民共同体も捜索作業に参加した。

18日にはペトロ大統領がツイッターに「軍部隊が投入されて捜索した結果、行方不明だった4人の子どもを救出した」とし「国の喜びだ」と伝えた。しかし同日該当掲示文を削除して「関連機関から受け取った情報の真偽を確認することができなかったので、以前のツイートを消すことにした」と明らかにした。ペトロ大統領は「すでに起こったことに対して遺憾の意を表明する」とし「軍部隊と先住民は、国中が待ち望んでいるニュースを伝えるため、引き続き捜索を続ける」と話した。



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