尹錫悦大統領
尹大統領はこの日済州(チェジュ)で開かれた大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)ハイレベル会議でビデオメッセージを通じ「国際社会の努力にもかかわらず大量破壊兵器(WMD)の脅威は大きくなっており、国際安全保障環境はさらに厳しくなっている」としてこのように明らかにした。
尹大統領は「前例のない北朝鮮の核ミサイル挑発で国際非拡散体制強化とWMD拡散防止がさらに重要になっている状況でPSIハイレベル会議が開催されることを意味深いと考える」と話した。
続けて「韓国政府は人類の自由・平和・繁栄に寄与し国際法と規範に立脚した国際秩序を守護するためにここにいるパートナー国とともに積極的に協力していくだろう」と強調した。
また、「今回の会議の成功的開催を通じてわれわれみんなが平和と繁栄という共同の目標に向かって一歩進むことを祈る」と付け加えた。
PSIはWMDとその運搬手段、関連物資の違法拡散防止に向け2003年に米ブッシュ政権の主導で発足した国際協力体だ。現在106カ国が参加しており、5年周期でハイレベル会議が開催される。特に今年は20周年を迎えて初めてアジアで開かれた。
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