4基のナノ衛星で構成された近地球宇宙環境観測衛星「トヨサット」。[写真 韓国天文研究院]
韓国天文研究院のトヨサットは、当初ロシアのロケット「ソユーズ2」に乗せられて宇宙に向かう計画だったが、ウクライナ戦争で打ち上げが白紙となり、今回ヌリ号に“搭乗”することになった。10キロ級キューブサット4基が1組となり宇宙天気の微細構造を観測するのが任務だ。同じ軌道上で南北方向に編隊飛行しながら宇宙天気の時間的変化を観測し、東西方向に横隊飛行しながら空間的変化を観測する。トヨサットが取得した資料は米国航空宇宙局(NASA)との共同研究に役立てられる予定だ。
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