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【時視各角】海の汚染、政治の汚染=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
#1.2011年3月の福島の記憶は強烈だった。マグニチュード(M)9・0の東日本大震災と最大39メートルの高さの津波が東北を襲った11日午後2時46分、私は偶然にも出張のため東北にいた。電気・通信・水道ががすべて途絶えた。強い余震のため眠れなかった。経験したことのない、死の門の前にまで行ったぞっとする世界だった。東京に戻るバスの中で福島原発1号機の水素爆発を聞いた。

14日に3号機が、15日に2号機と4号機が爆発した。放射能雲が雨を降らせて東京を襲った15日を覚えている。当時、原発周辺ではヨードとセシウムなどあらゆる放射性物質が検出された。3カ月が経過して米カリフォルニアに福島の残骸が流れ着くと「カリフォルニアのプルトニウムが増加した」と声も出てきた。また「黒潮海流に乗って1、2年後に韓国に放射能海水が流入する」という話が広まった。当時は私もそう信じた。事故当日の強烈な記憶のためだった。しかし結果は違った。放射能汚染水がいかなる浄化処理もされずに海に流れたが、広大な太平洋で完全に薄まった。「データに立脚した科学」と「私の頭の中の懸念」は違ったのだ。

その後、日本は止水工事をし、3億ドルを投入して氷の壁を構築した。すると放射性核種が64種から30種に減った。農産物も同じだ。「福島産の農産物を食べればがんになる」という怪談が韓国に広まった。ところが5年間にわたり福島産コメ1000万袋を全量測定すると、99.99%が1キロあたり25ベクレル未満(基準値100ベクレル)だった。徹底的な除染の結果だった。それでも信じない人たちは「日本が嘘をついている」と言った。放射性物質が「どれほどあるか」ではなく「あるかないか」で問いただし、想像に近い仮定を基準にした。専門的な知識も、ぞっとする経験もない人たちがそのようにした。


#2.韓国の福島視察団をめぐり、最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は「安全性がまともに検証されていない汚染水の投棄は最悪の放射能投棄テロ」とし「我々も汚染水テロ、放射能テロの共犯と指摘されないか心配だ」と述べた。「共に使用する井戸に毒劇物を入れながら『これは安全だ』と主張するのと同じ」とも話した。韓国国民の安心に対する懸念なら十分に理解できる。しかしこのように安全性自体を否認して「テロ」「毒劇物」と煽るのは非理性的だ。

多核種除去設備(ALPS)で処理し、世界保健機関(WHO)の国際許容基準を越えないように薄め、これを国際原子力機関(IAEA)が検証した水が、どうして放射能テロになるのか。なら、これを認めた米国・フランスなどG7国家はすべてテロ支援国なのか。福島原発沖の試料、そしてタンク貯蔵汚染水試料を分析するIAEA調査チーム2つに共に入っている大韓民国の科学者は毒劇物容認者ということか。言うべき言葉、言うべきでない言葉がある。扇動ばかりするのではなく、確実な科学的論拠を取り上げながら国民の安心を得る代案を提示しなければいけない。それが政治のレベルだ。

先週末、G7サミットが開かれた広島で改めて痛感したのがG7国家と参観国の格差だった。G8になるには国力だけでなく国の品格も伴わなければいけない。法と国際秩序の尊重が核心だ。G7は共同声明で「安全基準と国際法に基づいて実行されるIAEAの独立的検証を支持する」と強調した。

ところが韓国だけは明確な根拠もなく、中国や北朝鮮のようにIAEAを否定し、そして科学を「たわごと」という。金南局(キム・ナムグク)議員のコイン問題には「確認されていないことを真実のように膨らませている」と言いながら、後ろを向けば同じ態度を見せる。

繰り返して言うが、私は今、2011年の原発事故のぞっとする記憶よりも、その後に毎年数値で示される私の体内の非常に低い放射能測定結果を信じる。そして海の汚染より我々の政治の汚染を心配する。

金玄基(キム・ヒョンギ)/巡回特派員/東京総局長



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