俳優のユ・アインさん
ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は前日午前9時ごろ、ユさんを麻薬類管理法違反の被疑者として召喚して使用した麻薬の種類や回数、購入経路、共犯などを問い詰めた。
ユさんは午前4時40分ごろまで被疑者尋問を受け、2時間近く調書を閲覧した後、6時30分ごろ帰宅した。
ユさんは警察庁を出て取材陣の「どのような内容を釈明したか」という質問に「言えることを言った。ご心配をおかけして申し訳ない」と述べた。
また「コカインなどの投与容疑を認めるか」「前回は調査を受けずに帰ったが、再び出席した理由は」などの質問には回答を控えた。
一方、ユさんの親友として知られた美術作家チェ氏も前日午前10時50分ごろ、警察に出席して事情聴取を受けた後、この日午前6時49分ごろ帰宅した。
警察はこれに先立ち、ユさんの麻薬投与を助けたり、直接投与したりした疑いでチェ氏などユさんの周辺人物4人を被疑者身分に切り替えた。
警察はユさんが大麻・プロポフォール・コカイン・ケタミン・ゾルピデムなど5つの麻薬類を使用したとみて具体的な経緯と違法かどうかを確認している。
警察は2月、ユさんの毛髪・小便から大麻・プロポフォール・コカイン・ケタミンなど4つの麻薬類成分が検出されたという鑑定結果を国立科学捜査研究院から受けた。
ユさんの医療記録から向精神薬であるゾルピデムを医療以外の目的で処方された情況もつかんだ。
警察はユさんの事情聴取を終えた後、拘束令状を申請するかどうかを決める方針だ。
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