南北首脳会談のため2000年6月13日に平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)空港に到着した金大中(キム・デジュン)大統領(右)と出迎えた金正日(キム・ジョンイル)総書記が笑顔で握手している。 [青瓦台写真記者団]
金大中は耳を疑った。米軍撤収は北朝鮮の念願だ。祖国解放戦争(朝鮮戦争)が米軍の介入で挫折したと信じている。米軍は「朝鮮半島の占領軍」として除去すべき対象だ。ところが在韓米軍が南北間の戦争抑止と韓半島(朝鮮半島)周辺の勢力均衡を維持するのに必要という趣旨で金正日は話した。
金正日「我々をのみ込もうとした日中露牽制のため在韓米軍が駐留すべき」(2)
この記事を読んで…