ロシアの極東の関門、ウラジオストク港。鉄道が連結した港湾で荷役作業が行われている。中央フォト
これに先立ち中国海関総署は4日、2023年第44号公告をホームページに掲載し、「東北の老朽工業基地を振興する戦略的措置を実践し、国内貿易商品の国境間運送協力を遂行する海外の港の使用を促進するため、吉林省で国内貿易商品の国境間運送事業範囲をより一層拡大することにした」と公示した。ロシアのウラジオストク港を6月1日から中国国内貨物の積み替え港として利用できることになったという内容だ。これを受け、陸路で約1000キロを運送した後、遼寧省の営口港や大連港で積み替え、南東部沿岸の廈門や広州に運送していた従来の物流網に比べて運送費用が大きく減ると見込まれる。
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