起亜(キア)が26日に業績発表会を開き、1-3月期に売り上げ23兆6907億ウォン(約2兆3700億円)、営業利益2兆8740億ウォンを収めたと明らかにした。売り上げと営業利益とも四半期基準で最高の実績だ。前日業績を発表したヒョンデ(現代自動車)を加えると両社の1-3月期営業利益は6兆4667億ウォンになる。両社の営業利益が四半期基準で6兆ウォンを超えたのは今回が初めてだ。
起亜の営業利益率は12.1%で、ヒョンデの9.5%を超えた。両社を合わせた営業利益率は10.5%で2012年4-6月期の10.9%に次いで過去2番目を記録した。起亜は「世界の自動車メーカーで最高水準の収益性」と説明した。自動車業界で2桁の営業利益率は意味が格別だ。電気自動車1位のテスラが20%水準で、高級ブランドのBMWが15%程度だ。
起亜の1-3月期販売台数は国内が14万1740台、海外が62万6511台を記録した。国内販売は部品需給改善にともなう生産正常化で「カーニバル」「スポーテージ」「ソレント」などが販売を牽引した。米国市場ではレジャー用車両(RV)を中心に販売が増えた。インドでは工場3交代転換にともなう生産台数増加で実績が上昇した。
起亜のチュ・ウジョン副社長は「堅調な需要が維持される中で生産正常化と可用在庫拡大で販売が増加した。高収益車両中心の販売による販売価格上昇とインセンティブ削減など収益構造が改善された中で友好的な為替相場の影響が加わり売り上げと営業利益とも過去最大を記録した」と説明した。
特に電気自動車の販売先多角化が市場の注目を浴びた。昨年1-3月期の電気自動車販売のうち西欧と米国が占める割合は74.7%に達したが、今年1-3月期には西欧が44.1%、米国が14.9%、韓国が34.3%など等しく販売された。
証券業界では現代自動車グループの収益拡大が上半期に持続すると予想している。未来アセット証券のパク・ヨンジュ研究員は「景気不確実性にも自動車在庫は低い水準。ドル高などで4-6月期も高い水準の実績を維持するとみられる」と予想した。SK証券のアナリスト、ユン・ヒョクチン氏は「金利引き上げなど対外不確実性にも繁忙期に入り良好な流れが続くだろう」と話した。
現代自動車グループの今回の6兆ウォン台の四半期営業利益は世界の自動車メーカーでもトップクラスだ。GMは1-3月期の売り上げ399億8500万ドル(約5兆3567億円)、税引き前収益は38億ドルを記録した。証券業界では1-3月期のトヨタの営業利益を5094億円と予想する。フォルクスワーゲンの営業利益推定値は50億ユーロ(約7376億円)水準だ。これに先立ち20日にメルセデスベンツグループは1-3月期に55億ユーロの利益を上げたと発表した。
一方、起亜は25日、英自動車専門誌オートカーが主管する2023オートカーアワードで「最高のメーカー」に選ばれた。オートカーは1895年に世界で初めて刊行された自動車専門誌だ。オートカーは毎年世界の自動車業界で注目すべき成果を上げた製品、人物、メーカーなどを選定して授賞している。昨年には「最高の電気自動車」で起亜の初の電気自動車である「EV6」を選定している。
起亜の営業利益率は12.1%で、ヒョンデの9.5%を超えた。両社を合わせた営業利益率は10.5%で2012年4-6月期の10.9%に次いで過去2番目を記録した。起亜は「世界の自動車メーカーで最高水準の収益性」と説明した。自動車業界で2桁の営業利益率は意味が格別だ。電気自動車1位のテスラが20%水準で、高級ブランドのBMWが15%程度だ。
起亜の1-3月期販売台数は国内が14万1740台、海外が62万6511台を記録した。国内販売は部品需給改善にともなう生産正常化で「カーニバル」「スポーテージ」「ソレント」などが販売を牽引した。米国市場ではレジャー用車両(RV)を中心に販売が増えた。インドでは工場3交代転換にともなう生産台数増加で実績が上昇した。
起亜のチュ・ウジョン副社長は「堅調な需要が維持される中で生産正常化と可用在庫拡大で販売が増加した。高収益車両中心の販売による販売価格上昇とインセンティブ削減など収益構造が改善された中で友好的な為替相場の影響が加わり売り上げと営業利益とも過去最大を記録した」と説明した。
特に電気自動車の販売先多角化が市場の注目を浴びた。昨年1-3月期の電気自動車販売のうち西欧と米国が占める割合は74.7%に達したが、今年1-3月期には西欧が44.1%、米国が14.9%、韓国が34.3%など等しく販売された。
証券業界では現代自動車グループの収益拡大が上半期に持続すると予想している。未来アセット証券のパク・ヨンジュ研究員は「景気不確実性にも自動車在庫は低い水準。ドル高などで4-6月期も高い水準の実績を維持するとみられる」と予想した。SK証券のアナリスト、ユン・ヒョクチン氏は「金利引き上げなど対外不確実性にも繁忙期に入り良好な流れが続くだろう」と話した。
現代自動車グループの今回の6兆ウォン台の四半期営業利益は世界の自動車メーカーでもトップクラスだ。GMは1-3月期の売り上げ399億8500万ドル(約5兆3567億円)、税引き前収益は38億ドルを記録した。証券業界では1-3月期のトヨタの営業利益を5094億円と予想する。フォルクスワーゲンの営業利益推定値は50億ユーロ(約7376億円)水準だ。これに先立ち20日にメルセデスベンツグループは1-3月期に55億ユーロの利益を上げたと発表した。
一方、起亜は25日、英自動車専門誌オートカーが主管する2023オートカーアワードで「最高のメーカー」に選ばれた。オートカーは1895年に世界で初めて刊行された自動車専門誌だ。オートカーは毎年世界の自動車業界で注目すべき成果を上げた製品、人物、メーカーなどを選定して授賞している。昨年には「最高の電気自動車」で起亜の初の電気自動車である「EV6」を選定している。
この記事を読んで…