現在の高校1年生が来年から使用する韓国近現代史の一部の教科書が、金泳三(キム・ヨンサム)政権を不正と大型事故で汚れた政権と記述、現金大中(キム・デジュン)政権を改革と南北和解を推進させた政権と記述し、教育人的資源部の検定で合格判定を受けたことで、様々な議論が巻き起こっている。
韓国教育課程評価院は29日、こうした内容を盛り込んだ高校2、3年生用の韓国近現代史教科書4種を検定で通過させたと明らかにした。
議論が予想される部分は、韓国近現代史教科書の「現代社会の発展」章の「民主主義の試練と発展」という部分で、金泳三政権に関しては不正、大型事故、保守勢力などを中心に説明している反面、現政権に対しては改革、南北和解、ノーベル平和賞受賞などを強調し、対照的に記述した。
ある教科書は「金泳三政権は保守勢力を基盤に成立したため、改革は限界に直面した」と表現した反面、現政権に対しては「様々な民主的改革措置を取った」と評価した。
これに対して、ある史学科の教授は、「教科書は国民に共通の教育目標と象徴的理解を盛り込んだ本であるだけに、価値中立的な評価の基準が必要だ」と懸念を示した。
韓国教育課程評価院は29日、こうした内容を盛り込んだ高校2、3年生用の韓国近現代史教科書4種を検定で通過させたと明らかにした。
議論が予想される部分は、韓国近現代史教科書の「現代社会の発展」章の「民主主義の試練と発展」という部分で、金泳三政権に関しては不正、大型事故、保守勢力などを中心に説明している反面、現政権に対しては改革、南北和解、ノーベル平和賞受賞などを強調し、対照的に記述した。
ある教科書は「金泳三政権は保守勢力を基盤に成立したため、改革は限界に直面した」と表現した反面、現政権に対しては「様々な民主的改革措置を取った」と評価した。
これに対して、ある史学科の教授は、「教科書は国民に共通の教育目標と象徴的理解を盛り込んだ本であるだけに、価値中立的な評価の基準が必要だ」と懸念を示した。
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