２６日、韓国ウォンが１ドル＝１３４０ウォン台まで値下がりし、今年の最安値を更新した。

この日のソウル外国為替市場で午前９時３分、韓国ウォンは前営業日比７．５ウォン値下がりした１ドル＝１３３９．７ウォンをつけ、その後１ドル＝１３４０ウォン台にも達した。前日の年内最安値（１ドル＝１３３７．２ウォン）をまた更新したのだ。

昨夜、米銀行不安がまた浮き彫りになり、リスク回避心理が強まった影響を受けている。シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）の破綻後、「次の番」と見なされてバンクラン（大量預金引き出し事態）に巻き込まれたファースト・リパブリック銀行が一日で４９．４％も暴落した。


これを受け、中小規模の地域銀行がまた危機を迎えるという懸念が強まり、他の銀行の株価にも影響が及んだ。