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尹大統領「日本にひざまずく」論争…与党「野党誤訳」に野党「読解力テストか」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

24日、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が米国歴訪を控えて龍山(ヨンサン)大統領室庁舎執務室で、ワシントン・ポスト(WP)とのインタビューに応じている。[写真 大統領室]

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の外信インタビューを巡り与野党が衝突している。与党「国民の力」は25日、野党が誤訳したフェイクニュースで扇動していると批判して尹大統領を積極的に擁護したが、与党「共に民主党」は「国民を相手に読解力テストをしている」として与党側主張に真っ向から対立した。

尹大統領は24日、龍山(ヨンサン)大統領室庁舎で臨んだ米国ワシントン・ポスト(WP)とのインタビューで「日本が100年前にしたことでひざまずかなければなければならないと考えない」と述べ、日本が歴史問題に対してこれ以上謝る必要がないという意向を示し、韓国政界内外では論争となっている。

◇与党「外交まで政争とみなす悪い慣性…誤訳、主語なし」


尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表はこの日国会で開かれた院内対策会議で「拡大抑止の増大をはじめ、安保分野はもちろん、経済分野で相当な水準の成果が期待されているが、民主党の反応を見て韓国政治の水準がどこにあるのか本当に胸が痛かった」と批判した。続いて「(尹大統領が)『事故を起こさないか心配だ』『恐怖と不安の1週間が始まった』など、極端なユーチューバーしか言いそうにない言葉が民主党の公式会議に登場した」とし「外交まで政争の手段とする悪い慣性から抜け出して何が真の国家と国民のためになるのか、考え直してもらいたい」と話した。

国民の力の劉相凡(ユ・サンボム)首席報道官はMBC(文化放送)のラジオ『キム・ジョンべの視線集中』に出演し、尹大統領のインタビュー発言を巡り「未来志向的に進もうという趣旨なのに、ハングル原文を見ると主語が抜けている」とし「これによって解釈で英語翻訳がやや誤解の可能性が残るような翻訳になった」と説明した。続いて「全体文脈趣旨を見ると、大統領が必ずそのために無条件にダメだという概念ではなく、歴史問題で絶えず『ひざまずけ』『謝れ』と要求ばかりすれば、日本でも金大中(キム・デジュン)-小渕宣言後の数多くの謝罪発言の過程で韓日関係を進展を阻害する原因としかならないので決断した」と説明した。

国民の力の金汀才(キム・ジョンジェ)議員もYTNラジオ『ニュースキング パク・ジフンです』で「昨日、党でこれに対する論評をしたが、党から出したそのまま」とし「インタビューを見ると日本が無条件ひざまずけといったことは日本が受け入れることができないという文章があるが、『日本』という主語が解釈から抜け落ちたようだ」と主張した。あわせて「解釈において抜け落ちた部分を使って民主党が反日感情を刺激し、非常に多くの批判をしているが、私が見たところ、解釈する部分において主語が抜け落ちていたのではないかと思う」として同調した。

◇野党「国民を相手に読解力テスト」

民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表はこの日京畿道金浦市(キョンギド・キンポシ)の金浦都市鉄道(金浦ゴールドライン)の雲陽(ウニャン)駅の訪問を終えた後「国民を相手に読解力テストをしているが正しくない」とし、尹大統領の発言が誤訳されたという与党側主張を批判した。李代表は「安保に関しては当然超党派的な協力がなければならない」としながらも「しかしそれは国民を尊重する時に可能なこと」と指摘した。

朴洪根(パク・ホングン)院内代表もこの日国会で開かれた院内対策会議で「大韓民国の大統領ではない日本首相の言葉かと勘違いしてあまりある程、非常に無責任で没歴史的な認識を表わした」とし「尹大統領はこれ以上韓国国民を恥ずかしがらせないようにしてほしい」と批判した。

政策委議長である金民錫(キム・ミンソク)議員もフェイスブックで「過去の否定で北東アジアの葛藤を再生産する日本の違いも区別できない『100年前のこと』発言の常識不足妄言リスク」とし「家では大声を張り上げて外でその効力がなければ、家長ではなくて暴力夫」と攻勢に加勢した。



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