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英国、スーダン在住国民4000人退避作戦で緊張…「あらゆる外交策試みる」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

スーダンに滞在中だった韓国僑民28人が24日午後にポートスーダン空港から軍用機に乗りサウジアラビアのジェッダ空港に到着した。[写真 韓国大統領室]

英国政府はスーダンに残っている自国の民間人約4000人を退避させるためあらゆる外交ルートを打診している。

BBCなど英国メディアは24日、英国の外交官と家族が前日にスーダンから撤収したが、約4000人の英国旅券所持者が依然として残っていると報道した。

英首相官邸報道官は英国人の撤収に向けあらゆる外交的方策を試みており、休戦を最優先順位に置いていると話した。


BBCはこれと合わせ英国軍の小規模偵察チームが状況把握に向けてポートスーダンに到着し、海軍艦艇2隻も同地域にいると話した。

ミッチェル英外務・英連邦・開発省担当相はこの日の議会で、スーダンは悪夢のような危機状況にあり、1600万人に人道主義的支援が必要な状態であり、この規模は大幅に増えそうだと話した。

彼はスーダン国内の英国人に屋内にとどまるよう勧告し、家の外に出るならば危険を甘受すべきだと警告した。

タイムズ紙は、スーダン駐在の英国大使は今回の事態が起きた時にはラマダン期間に合わせた年次休暇中で、外務省は今回の事態を予測できなかったと報道した。

また、前日に英国の外交官らが退避する際にスーダン国籍の家族1人を見つけ出すため飛行機が1時間以上離陸できず作戦がほぼ失敗するところだったとの主張が出てきた。

これに対し首相官邸報道官は「一行は大きな問題なく出発し、該当のスーダン国籍者はその後フランスの飛行機で退避したと承知している」と話した。

ミッチェル担当相はスーダンとアフガニスタンの状況は大きく異なるとしながら、アフガニスタンと違いスーダンには英国の駐留軍がないと強調した。

彼は外交官を先に撤収させた理由について、彼らが極度に危険な状況だったためだと話した。

その上でフランスが自国の外交官を大使館から撤収させる過程で特殊部隊員が銃撃され重体になったと伝えた。

一方、フランス外務省関係者はBBCとのインタビューで、これまでに自国民196人を含め36カ国491人を撤収させたと話した。フランスはスーダンのハルツームにある大使館を閉鎖した。



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