元タレントで事業家のソ・セウォンさんが２０日、カンボジアで死去した。６８歳だった。

外交当局によると、ソさんはこの日午前１１時ごろプノンペン市内の韓国人病院で点滴を打っている間に死去した。

現地事情に明るい関係者は聯合ニュースに「普段から糖尿病があった。家族が遺体を韓国に移送して葬儀を行うものと承知している」と話した。


ソさんは１９７９年に韓国ＴＢＣラジオのギャグコンテストを経てデビューした。１９９０年代からはトークショー司会者に転身して地位を固めた。だが映画制作費横領疑惑をはじめ国外逃避と海外賭博議論が起き芸能界を離れた。２０１１年ごろに牧師となり牧会活動をしてきた。

２０１５年に前妻の女優ソ・ジョンヒさんを暴行した容疑で懲役６月、執行猶予２年を宣告されている。同年８月に合意離婚した。２人の間には息子のジョンウさん、娘のドンジュさんがいる。

その後ソさんは２０１６年に２３歳年下のヘグム奏者と再婚して娘をもうけた。

２０２０年には彼がカンボジアでメディア事業を含めホテル、レジデンス、カジノ、ゴルフ場、総合病院など３兆ウォン台に達する大規模不動産建設事業を行っていると伝えられた。最近はカンボジアの教会で牧師として過ごしていたいう。