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韓国、食品の輸出は巡航···1年間で海苔95%、カキ64%増

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2022年8月、オーストラリア・シドニーである現地消費者が味付け海苔商品を見ている。[写真 海洋水産部]

最近、半導体不振で輸出寒波が吹き荒れる中で「K-食品」が期待以上の成績ををあげている。全体輸出額に比べればまだ比重が大きくはないが、日々貿易赤字が積もっていく流れの中で緩和しているという評価だ。

19日、関税庁輸出入統計を分析した結果、先月の農水産食品輸出額は9億8400万ドルで、前年同月(9億6200万ドル)比2.3%増加した。同期間、全体輸出額が13.6%減少したのとは対照的だ。今年1-3月期基準では0.2%増の26億4300万ドルの輸出となった。

品目別では年中収穫が可能な国産イチゴが3月基準で前年比28%増加した1300万ドル輸出を記録し、「伝統強者」とされる高麗人参も9.7%増加した2100万ドルを輸出した。国産ナシも今年からエクアドルなどに輸出の道が新たに開かれ、昨年より2倍以上増加した500万ドルの実績を見せた。海苔は1800万ドルから3500万ドルへと、1年間で輸出額が94.9%も急増し、大きな役割を果たした。この他にカキ(64.3%)、ワカメ(25.9%)なども高い伸び率を示した。


加工食品も良い成果を上げた。キムチは昨年の輸出額が1億4100万ドルを記録し、7年ぶりに減少傾向に転換されたが、今年再び回復傾向を見せている。特に先月は1500万ドルの輸出を記録し、前年比7.4%増加した。ラーメンも昨年より5.8%増の7600万ドルの実績となった。

このようなKフードの好調は韓流効果だけでなく▽国別カスタマイズ型マーケティング戦略▽グローバルサプライチェーンの改善--などの効果が複合的に作用したものと分析される。農林畜産食品部の関係者は「グローバル市場で『韓国料理=健康食』というイメージが作られ、新型コロナ以来需要が増え続けている」と説明した。ここにグローバルサプライチェーンの改善で物流費用が前年より減り、価格競争力が高まったという説明だ。

政府も機会を逃さず本格的に乗り出している。農食品部はこの日から21日までソウル良才洞(ヤンジェドン)のaTセンターで「2023年Kフードプラス(+)海外バイヤー招請輸出相談会」を開き、40カ国456社の関係者と会うことにした。特に海外バイヤーがイチゴやトマトなど生鮮農産物とキムチなど加工食品生産現場を訪問する機会も用意し、実際の輸出増加に連携できるようにした。



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