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主要投資銀行「韓国、今年1%成長危うい…来年2%保証できない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
主要投資銀行(IB)が韓国経済の今年1%台成長は容易ではないと見通した。あわせて2024年も潜在成長率水準である2%台への復帰を保証できないという分析も示した。

6日、国際金融センターによると、バークレイズ、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BoA-ML)、シティ、ゴールドマン・サックス・J.P.モルガン・HSBC・野村・UBSなど主要外資系投資銀行(IB)8社が先月末基準の報告書を通じて明らかにした今年の韓国成長率見通しの平均は1.1%だった。

8社の投資銀行のうちHSBCが韓国経済の今年の成長率見通しを従来の1.2%から先月1.0%に0.2%ポイント(p)下方修正した。ただし全体平均では前月と同じ1.1%を維持した。


6社が1%台を予想している中でシティは今年0.7%の成長にとどまると見通したほか、野村は逆成長(-0.4%)すると予想した。

追加で下方修正する機関が出てくる場合、1%を下回る可能性も排除できない。

これら8社の2024年韓国経済成長率見通し平均は2月末基準2.1%から3月末基準2.0%へと0.1%ポイント下方修正された。

ゴールドマン・サックスが2.8%から2.7%に、HSBCが1.9%から1.6%に見通しを低くしたためだ。

結局、投資銀行は韓国経済が今年1%成長が危うく、2024年も2%成長達成が容易ではないと見ていることになる。

これは韓国政府や中央銀行である韓国銀行とはやや見解に違いがある。

韓銀は2月に発表した修正経済見通しで今年と2024年の経済成長率見通しとしてそれぞれ1.6%と2.4%を提示した。

韓銀は今年上半期1.1%、下半期2.0%成長する「上低下高」の流れを見せた後、2024年には潜在成長率水準の2%台に復帰すると展望した。

韓国政府も今年1.6%成長すると予想している。

これら投資銀行は韓国の経済消費者物価上昇率が昨年5.1%から今年3.2%に落ちた後、2024年1.9%に下落して韓国銀行の物価安定目標である2%を下回ると予想した。

1カ月前の2月末基準と比較すると今年物価上昇率見通しは0.1%ポイント低くなった反面、2024年は0.1%ポイント上昇した。

韓国経済の3月の消費者物価上昇率が4.2%で1年ぶりに最も低い水準で鈍化するなど物価騰勢が落ち着く兆しを見せている点が今年の展望値下方修正に反映されたものとみられる。

ただし、コア物価上昇率が高いうえに、今後産油国の原油減産措置で国際原油価格が再び値上がりし、来年物価上昇率が再び高まる可能性があるという懸念は依然として存在する。

投資銀行は韓国のGDP比経常収支黒字比率が昨年1.7%で、今年1.8%でほぼ同じ水準を維持した後、来年2.7%に回復すると展望している。

韓国の経常収支黒字規模は2021年852億ドルから昨年298億ドルに急減した。今年に入ってからは1月の経常収支が歴代最大の45億2000万ドルの赤字を記録した。



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