BTSのJIMINの初ソロアルバムタイトル曲『Like Crazy』が米国ビルボードメインシングルチャート「ホット100」(4月8日付)で1位を占めた。[写真 ビルボードのSNS]
そのうち「ホット100」の1位に輝いたタイトル曲『Like Crazy』はシンセポップ(Synth Pop)ジャンルで、強烈なシンセサイザーとドラムサウンドの中でJIMINの切ない音色が目立つ。JIMINは普段好きだった同名の映画からインスピレーションを受けて曲の作業を直接手掛けた。夢の中で愛していた相手を探しながら苦しみ、華やかな光に閉じ込められながらも永遠に夢の中に留まりたいという内容の歌詞が切ない。
また、この曲に対して「傷を忘れるために現実から背を向ける瞬間の感情を表現した曲」とし、「歌詞の切なさを伝えるために歌を歌う時も感情に気を遣った」と紹介した。
大衆音楽評論家のキム・ヨンデさんは「タイトル曲『Like Crazy』をはじめ、アルバム全体が衝撃的だといえるほど暗い」とし「自身の一部を抜粋して極大化しながらグループ活動で見せられなかったもう一つの成熟した姿を浮き彫りにしたのが良い反応を引き出したようだ」と話した。
音楽に対する彼の真正性とともに、シンセポップ特有のレトロな雰囲気とソフトなメロディ展開も全世界の音楽ファンの呼応を得た要素と分析される。
大衆音楽評論家のイム・ジンモさんは「先行公開曲『Set Me Free Pt.2』や『Like Crazy』ともに洗練美を備えたモダンな音楽」とし「1970年代末のシンセポップを現代的によく編曲したということから意味がある」と話した。また「BTSの色々なヒット曲に続き、JIMINのソロ曲まで『ホット100』1位を占めたというのはBTSのグローバルスターダムをもう一度立証したこと」とし「今後繰り広げられるBTSの『グループ、またはソロ』の活動が期待される」と付け加えた。
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