韓国大手芸能事務所「SMエンターテインメント」の設立者であるイ・スマン氏。
イ氏は「所懐がないはずがない」とし「私がかなり前に歌手として歌った楽曲の歌詞がこのすべての過程を代弁してくれるのではないかと思う」と話した。
続いて代表曲である『幸福』の歌詞「愛して憎むその全てのものを/見ないように目を閉じて知らんふりをして/過ぎ去った日々を貧しきものと感じて/幸福を描いて今日も過ごす」を引用して所感に代えた。
イ氏は「広野は私の新しい夢」としながら「この夢を悪意的に歪曲(わいきょく)して非難する方々があることを知っている」と話した。
イ氏は「K-POPは、K-POPを越えて世界と共にするグローバルミュージックへと進化しなければならない」とし「世界が共にする音楽の世界は技術と音楽が融合されなければならず、その目標は持続可能な世界に対する寄与」と強調した。
イ氏はHYBE(ハイブ)パン・シヒョク議長にSMの株式を譲渡したことも持続可能な世界と音楽の融合という目標に対して共通の理解があったためだと説明した。
イ氏は株主名簿閉鎖日基準でSM株式18.45%を保有した1大株主で株主総会への出席が関心を集めていた。これに対してイ氏は「私が今日株主総会現場に出るという報道によって他の記者の方々が関心を持っているという話を聞いたが事実ではない。私は現在、海外にいてグローバルミュージックの世界に没頭中」とした。
一方、この日正午、ソウル城東区(ソンドング)にあるSM社屋ではSM株主総会が開かれる。この日の株主総会の案件は取締役および監査候補選任の件だ。先に監査報告および営業報告が行われた後、多数の案件に対する株主の表決が行われる予定だ。
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