北朝鮮の国旗 平壌写真共同取材団
ブルキナファソ軍事政府外務省は同日、報道資料を通じて閣僚会議で駐ブルキナファソ北朝鮮大使のアグレマン(外交使節任命に対する事前同意)を承認したと発表した。
外信は、チェ・ヒチョル駐セネガル北朝鮮大使が駐ブルキナファソ北朝鮮特命全権大使を兼任することになったと伝えた。
ブルキナファソ外相は「今回の決定により、両国は様々な分野で模範的な二国間協力を維持することになった」と述べた。さらに、「北朝鮮と軍事装備や鉱業、医療、農業、研究などの分野で集中的に協力する計画だ」と説明した。
ブルキナファソは、ロック・カボレ民政大統領就任時の2017年、北朝鮮の核兵器計画に対する国連安全保障理事会の制裁に歩調を合わせ、北朝鮮との外交関係を断絶した。
サヘル地域の内陸国ブルキナファソはフランス植民地だったが、1960年に独立した後、頻繁なクーデターとイスラム急進勢力の蠢動により政治・治安不安を抱えている。
昨年2度のクーデターの末、9月にイブラヒム・トラオレ大尉を首班とする軍事政府が暴力事態を防ぐとして政権を握ったが、状況は改善されていない。
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