29日の「外交安保指令塔」である大統領室国家安保室長の電撃交替で4月末の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の米国国賓訪問日程に支障はないだろうか。最近担当秘書官である金一範(キム・イルボム)儀典秘書官と李文熙(イ・ムンヒ)外交秘書官が交替させられたのに続きこれまで米国国賓訪問準備を総括した金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長が辞任しこうした懸念が出ている。
実際に金室長は尹大統領の国賓訪問準備に向け3月5~9日の5日間の日程で米国を訪問しホワイトハウスなどと主要日程と議題などを協議した当事者だ。米国の立場ではこれまで首脳会談協議を主導してきた人物が予告なく交替させられた形だ。
尹大統領がこの日後任安保室長として赴任から9カ月ほどにしかならない趙太庸(チョ・テヨン)駐米大使をすぐに内定したのもこうした懸念によるものとみられる。大統領室高位関係者はこの日の会見で「新しい安保室長が引き継ぎ作業をするだろう」と明らかにした。大統領室の別の関係者は「(趙室長は)駐米大使として締めくくらなければならない仕事のためしばらくワシントンに行く手続きを踏むのではないかと思う。同時に安保室長の資格で業務に着手するだろう」と話した。
趙室長は昨年6月の駐米大使赴任から約9カ月にわたり対米外交の最前線で韓米間の主要懸案を取りまとめてきた。今回の韓米首脳会談を準備する過程でも両国を行き来しながら日程と議題を大きな枠組みで調整してきた。そのため12年ぶりの米国国賓訪問を成功裏に行うための最適な代案であるわけだ。
韓国政府消息筋は「後任者がおらず安保室長のポストが空くならば支障は避けられないが、現地で首脳会談準備を主導してきた駐米大使が安保室長に内定しただけに短期間で状況を正常化できるとみる」と話した。
実際に金室長は尹大統領の国賓訪問準備に向け3月5~9日の5日間の日程で米国を訪問しホワイトハウスなどと主要日程と議題などを協議した当事者だ。米国の立場ではこれまで首脳会談協議を主導してきた人物が予告なく交替させられた形だ。
尹大統領がこの日後任安保室長として赴任から9カ月ほどにしかならない趙太庸(チョ・テヨン)駐米大使をすぐに内定したのもこうした懸念によるものとみられる。大統領室高位関係者はこの日の会見で「新しい安保室長が引き継ぎ作業をするだろう」と明らかにした。大統領室の別の関係者は「(趙室長は)駐米大使として締めくくらなければならない仕事のためしばらくワシントンに行く手続きを踏むのではないかと思う。同時に安保室長の資格で業務に着手するだろう」と話した。
趙室長は昨年6月の駐米大使赴任から約9カ月にわたり対米外交の最前線で韓米間の主要懸案を取りまとめてきた。今回の韓米首脳会談を準備する過程でも両国を行き来しながら日程と議題を大きな枠組みで調整してきた。そのため12年ぶりの米国国賓訪問を成功裏に行うための最適な代案であるわけだ。
韓国政府消息筋は「後任者がおらず安保室長のポストが空くならば支障は避けられないが、現地で首脳会談準備を主導してきた駐米大使が安保室長に内定しただけに短期間で状況を正常化できるとみる」と話した。
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