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MBSラジオ「朝鮮学校はスパイ養成所」発言評論家、番組を降板

ⓒ 中央日報日本語版

2017年9月13日、東京地裁が朝鮮学校を高校無償化対象から除外した日本政府の決定に「合法」という判決を出し、原告側は「不当判決」として反発した。 [写真=モンダンヨンピル]

日本のMBSラジオが在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系列の朝鮮学校に対する差別発言をした出演者の降板を発表した。

大阪に本社を置くMBSは、朝鮮学校について「スパイ養成所」と発言して議論を招いた経済評論家の上念司氏の番組からの降板をツイッターで発表した。

MBSは「情報発信についての考え方に開きがあることが分かり、出演の継続は困難」と説明した。


上念氏は先月21日、MBSラジオの生放送番組で北朝鮮のミサイル問題を取り上げた際、朝鮮学校は「スパイ養成的なところもあったり」と発言した。

また、「(朝鮮学校は)子どもを巻き込み、独裁者を礼賛する教育をやっている」とも述べた。

MBSは16日、「配慮に欠けた表現があった」としてホームページに謝罪文を出し、インターネットから該当番組の音声を削除した。

朝鮮総連傘下団体の在日本朝鮮人人権協会の関連団体が「発言はヘイトスピーチ(特定集団に対する公開的差別・嫌悪発言)」とし、MBSラジオに抗議したが、MBS関係者は「ヘイトスピーチにはあたらない」と主張した。



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