본문 바로가기
이전 페이지로 가기 공유하기 주요 서비스 메뉴 열기

日本大衆文化の帰還…『スラムダンク』から『すずめの戸締まり』まで韓国はJカルチャーブーム(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』スチールカット。[写真 メディアキャッスル]

刺激的な素材も減った。

昨年、釜山(プサン)映画祭で注目された映画『PLAN75』(2022)、カンヌ映画祭主演男優賞受賞作『ベイビー・ブローカー』(2022)のように超高齢化や家族解体など現実問題に光を当てたり、ドラマ『日本沈没』(2021)や新海誠監督の「3部作」のように危機を淡々と見つめるコンテンツが多い。復古トレンドも強い。しばらく沈滞していたNHK大河ドラマの視聴率が再び上昇し、時代劇映画も復活した。是枝裕和監督のNetflix(ネットフリックス)シリーズ『舞妓さんちのまかないさん』のように、過去に憧れ素朴な日常の価値を追求するヒーリングを感じられる作品が人気だ。『すずめの戸締まり』も郷ひろみや松田聖子、中島みゆき、井上陽水など1970~80年代国民歌手のメドレーが郷愁を誘う。

このような流れは復しゅうや暴力、不平等など刺激的な素材一辺倒の韓国ではニッチ市場といえる。日本大衆文化は幅広いジャンルを絶えず発展させてきており、このうち韓国に不足したジャンルでマニア層が形成される。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が15日、読売新聞とのインタビューで必ず視聴すると紹介した『孤独のグルメ』をはじめ、『深夜食堂』など韓国で人気を呼んだ日本ドラマは食事や穏やかな日常をモチーフにしたヒーリング系が多い。


スラムダンク現象もノスタルジーマーケティングのためだと解釈されることもあるが、ウェブトゥーン時代に90年代の漫画王道ものを崇める大衆心理が世代を問わないため「現象」となった。『スラムダンク』を13回見たという30代女性は「上映館別にオリジナルチケット、ポスターなど特典MDが違っていて京畿道(キョンギド)まで足をのばしているが、漫画が大好きなので何度見ても面白い。漫画がまるで生きて動くような特有の作画スタイルのために漫画をまた読みたくなって全集まで購入した」と話した。

◇尹大統領も「『孤独のグルメ』見た」

昨年ポケンモンパンのデコキャラシールのコレクション狂風が思い出される過熱ぶりだが、かえって原作を見ていない若い女性たちが長期興行を牽引(けんいん)している。韓国のシネコン大手「CGV」によると、10~30代の観客が66%で、Yes24のスラムダンク漫画購入層も20~30代女性の比率が43.9%となっている。彼らはスラムダンクグッズのポップアップストアを訪れ、日本旅行にも行くほどだ。『すずめの戸締まり』も限定版グッズとコラボデザートを販売している弘大(ホンデ)前のポップアップカフェが大変なにぎわいで、直接キャラクターグッズを作ってSNS上で自慢するファンも多い。

カン教授は「典型的な日本大衆文化マニアの行動」としながら「過去ジャニーズアイドルのファンのようにアニメファンもキャラクターにハマるのが特性だ。『スラムダンク』も単に昔のバスケットボール漫画とバスケットボールファンが好きなのではなく、20代女性の間でキャラクター別にファン層が形成されて長期興行している」と分析した。オ氏も「韓国で日本映画がヒットする時はいつもマニアが動く」としながら「特に『スラムダンク』と『今夜、この世界からこの恋が消えても』現象は韓国劇場街の極端なニッチ化を見せている。『すずめの戸締まり』は作品性も高いが、新海誠マニアによるものが大きい。しばらく劇場街は典型的なブロックバスターと固定マニア層のあるジャンルだけが成功すると思う」と診断した。

興味深いのは敏感な韓日情勢が大衆の文化受け入れに特別な影響を与えなくなった現実だ。国の品格が向上し、韓国の情緒がトラウマを克服したのか。延世(ヨンセ)大学心理学科のチョ・ジソン客員教授は「若者世代は日本との関係で感じるソーシャルアイデンティティが違う」としながら「集団的被害者マインドを持っている既成世代が集団と個人を同一視して嗜好を明らかにすることに消極的だとすると、心の傷をある程度克服した現在は集団の記憶より個人の選択と好みのほうを重要視するようになった。日本文化を他の人々以上に楽しんでいることもヒップな趣味として誇らしく思うのが最近の世代」と解釈した。

ノージャパンとパンデミックで抑えられた時期に対する反作用で、外交懸案と文化的嗜好を区別する余裕が生まれたという見解もある。カン教授は「韓日関係は起伏が激しいが、交流が完全に切れた硬直局面が3年以上続いたことがなかったため、現状況はそれに対する反動現象」としながら「この雰囲気をこれまで弱まっていた民間交流と文化交流を土台から再構築していく契機とするべき」と付け加えた。


日本大衆文化の帰還…『スラムダンク』から『すずめの戸締まり』まで韓国はJカルチャーブーム(1)

関連記事

この記事を読んで…

포토뷰어

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    공유하기

    팝업닫기
    top 메뉴