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日本大衆文化の帰還…『スラムダンク』から『すずめの戸締まり』まで韓国はJカルチャーブーム(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』。 [写真 エスエムジーホールディングス]

◇日本大衆文化の帰還

3月8日に公開された新海誠監督のアニメ『すずめの戸締まり』が公開6日で観客動員100万人を突破して今年最短期間100万記録を打ち立てた(17日現在124万)。同作は東日本大震災以降、喪失感と不安を抱いて毎日を暮してきた人々に、生きることへの意志と希望を思い出させる感動と癒やしの映画だ。日本でも昨年11月に公開されて観客動員1000万人を軽く突破した。『君の名は。』(2017)、『天気の子』(2019)に続く新海監督の災害を巡る3部作の「連続観客動員1000万突破」という大記録だ。

◇ジャンルの多様性が韓国のニッチ市場を攻略


強制徴用賠償合意で韓日関係が再び話題になっている今、韓国では日本大衆文化に薫風が吹いている。今週ボックスオフィス上位圏を『すずめの戸締まり』(1位)、『THE FIRST SLAM DUNK』(以下『スラムダンク』)(2位)、『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(4位)など日本アニメがほぼ独占した。昨年末に公開された映画『今夜、世界からこの恋が消えても』から今回のブームが始まった。同作は観客動員110万人を記録し、昨年輸入実写映画部門で興行1位にランクインし、原作小説もベストセラーランキングに留まっている。韓国で日本の実写映画が観客動員100万人を超えたのは2002年『呪怨』以降21年ぶり。『スラムダンク』は17日基準の累積観客数は405万人で、『君の名は。』(380万)の韓国で公開された日本映画の最高興行記録を更新した。漫画チャートも1~22位までスラムダンク一色となり、単行本の販売100万部を突破した。

昨年末、英国エコノミストが「Japanese Manga are being eclipsed by Korean webtoons(韓国ウェブトゥーンに食われる日本の漫画)」という記事を書くなど、K-POPやOTT(韓国ドラマ)、ウェブトゥーンブームでKコンテンツが日本を超えたという認識が普遍的な状況で、低迷した韓国の劇場街を日本コンテンツが占領しているため、なおのこと興味深い。衰退した大衆文化の強大国・日本が突然立ち上がった。2019年から続いた「ノージャパン」感情はどこへ行ったのだろうか。

韓国の劇場街がコロナからの回復に立ち遅れているためもある。映画評論家のオ・ドンジン氏は「米国・欧州の観客回復は8割なのに、韓国は5割未満で世界で最も鈍い」としながら「このような状況で競争力があるコンテンツの公開を先送りすることになり、観客の足はさらに劇場から遠ざかるという悪循環の渦中に『スラムダンク』のような固定ファンが多い日本アニメがノスタルジー感性を刺激して興行が爆発した」と分析した。

「日常の回復にすぎない」という見方もある。光云(クァンウン)大学北東アジア文化産業学部のカン・テウン教授は「もともと日本アニメを楽しむファンたちの動きがある。大衆文化開放以降、日本でジブリ(スタジオ)アニメが公開されて1位にランクインすれば韓国でもすぐに1位になるのがパターンだったが、『ノージャパン』を経験してみたところ新しく見える」としながら「日本でも今、アニメは乗りに乗っていて『すずめの戸締まり』や『鬼滅の刃』が最高の成績を上げたので韓国ファンたちも当然見ている」と説明した。

事実、経済の流れがストップしていた「ノージャパン」時局にも文化は静かに流れていた。2019年に公開された新海監督の『天気の子』は『君の名は。』ほどの爆発力こそなかったものの、259日間上映されて「韓国最長期劇場上映映画』〔2位韓国映画『風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)』 231日〕になった。2021年に公開された『鬼滅の刃 無限列車編』もその年の累積売上200億ウォン(現レートで約20億円)を超えた初めての映画で、オンライン書店「Yes24」上半期決算の漫画チャート1~25位を『鬼滅の刃』シリーズが席巻したこともある。

もともと日本は漫画とアニメーションで独歩的な国だ。1950年代にはすでに人間の心を持ったロボットを想像していた手塚治虫の漫画『鉄腕アトム』は1963年に日本で初めてテレビアニメとして製作されて英米圏に輸出された。宮崎駿の代表作『となりのトトロ』(1988)は昨年英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが演劇として制作するほど世界の人々に馴染みのあるグローバルコンテンツとなった。昨年、「ポケンモンパン」の一大ブームを呼んだ『ポケットモンスター』(1996)は拡張現実ゲーム『Pokemon GO』など全世界に文化現象を呼び起こし、史上最も高い収益〔累積売上1180億ドル(約15兆4780億円)推定〕をあげたメディア・フランチャイズに君臨している。

先のエコノミストの記事はグローバルウェブトゥーン市場の規模が37億ドルを超えた反面、漫画(日本漫画)市場規模は2650億円で縮小傾向にあると分析したが、これは紙媒体による売上だけを計算した数値だ。日本出版科学研究所の統計によると、電子書籍を含む日本の漫画売上は昨年6770億円規模で史上最大値を記録した。アニメ市場も2021年売上2兆7422億円で前年比13%成長して歴代最大規模になった。

だが、アニメを超えて日本大衆文化全般を見ると、数年間で徐々に活力を失うとみられるのが事実だ。コンテンツ市場におけるOTTなどデジタル比重が小さいためだ。カン教授は「日本はYouTubeでミュージックビデオ(MV)1本を見るのは難しいほど著作権法が厳しくてアナログ体制を守ろうとする傾向が強い。そのうえ内需市場が大きいためOTT時代はまだ来ていない。ドラマの場合、OTTより製作費が弱い地上波は冒険ができないため、安定した国内視聴率が保障された出版文化基盤の製作を持続するため国際競争力は落ちる。デジタル時代に合うように著作権法を見直そうという声もある」と話した。


日本大衆文化の帰還…『スラムダンク』から『すずめの戸締まり』まで韓国はJカルチャーブーム(2)

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