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北朝鮮、3日ぶりミサイル挑発…米軍B-1B朝鮮半島展開で対抗

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓米空軍が19日、朝鮮半島上空で連合空中訓練を実施した。この日の訓練は韓国側のF-35AおよびF-15K戦闘機と米空軍のF-16戦闘機が韓国防空識別圏(KADIZ)で進入する米B-1B戦略爆撃機を護衛しながら連合編隊飛行をする形で進行された。 [写真 国防部]

北朝鮮が19日、短距離弾道ミサイル(SRBM)1発を発射した。12日の潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM)2発、14日のSRBM1発に続き、韓日首脳会談が行われた16日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17型」を発射してから3日ぶりだ。現在進行中の韓米連合訓練「フリーダムシールド(自由の盾)」に反発する武力示威と解釈される。

韓国軍の合同参謀本部によると、午前11時5分ごろ平安北道東倉里(ドンチャンリ)一帯でSRBM1発が発射され、東に800キロ以上飛行し、東海(トンヘ、日本名・日本海)に落ちた。東倉里は北朝鮮が西海(ソヘ)衛星発射場と呼ぶ長距離ロケット発射施設があるところだ。

井野俊郎防衛副大臣は「北朝鮮のミサイルは最高高度約50キロで飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる」とし「ミサイルは変則軌道で飛行した可能性がある」と述べた。変則軌道飛行とは、ミサイル防衛網を避けるために下降段階で突然急上昇(pull-up)機動をしたということだ。


これに先立ち韓日首脳は16日の会談で、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)正常化を宣言した。これに関し政府はGSOMIA効力停止措置の撤回を通知する後続手続きを進行中だが、この日の北朝鮮SRBM発射に対して韓日間の情報共有がどのように行われたのかは確認されていない。

合同参謀本部は「わが軍は確固たる連合防衛態勢の下、計画した連合演習と訓練を強力かつ徹底的に施行する」と明らかにした。韓米はこの日、米空軍の戦略爆撃機B-1Bが参加した連合空中訓練で対抗した。B-1Bが朝鮮半島に展開されたのは16日ぶり。この日のB-1Bの朝鮮半島進入は北朝鮮のミサイル発射の25分後だった。



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