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抗日よりも独立を強調…日本にはパートナー宣言(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が1日、ソウル中区(チュング)の柳寛順(ユ・グァンスン)記念館で開かれた第104周年三一節記念式典で記念演説をしている。尹大統領はこの日「複合危機と深刻な北の核の脅威など安保危機を克服するための韓日米3カ国の協力がいつよりも重要になった」とし「日本は過去の軍国主義侵略者から、我々と普遍的価値を共有して安保と経済、そしてグローバルアジェンダで協力するパートナーになった」と述べた。記念演説は合計1366字で例年より短かった。[写真 大統領室]

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は1日、104周年三一節(独立運動記念日)記念演説で「三一万歳運動は国民が主(あるじ)の国、自由な民主国家を建てるための独立運動だった」とし「新しい変化を渇望した我々がどのような世の中を念願するかを見せる歴史的な日だった」と述べた。

尹大統領は続いて「三一運動から1世紀が過ぎた今、日本は過去の軍国主義侵略者から、我々と普遍的価値を共有して安保と経済、そしてグローバルアジェンダで協力するパートナーになった」と強調した。日本を「過去の侵略者」から「現在のパートナー」にと呼び、尹政府の対日外交の方向性を明確に提示した。

尹大統領の就任後初めての三一節記念演説は過去の歴史・主権問題は堂々とした立場(「記憶・過去」それぞれ4回)を堅持しながらも、自由(8回)に基づいて韓日両国が協力(4回)し未来(5回)に向かって進もうという構成だった。文字数は1366字、長さは5分25秒で例年に比べて異例の短かさだった。政府消息筋は「今回の三一節記念演説の全般的なコンセプトそのものが『節制と含蓄』だった。直接的な言及は節制するものの意味が含まれた表現を使い、これを通じて韓日両国が共に未来に向かって進もうという意味が込められた記念演説」と説明した。


尹大統領は記念演説の末尾に韓日関係改善を模索して「未来」に繰り返し言及した。尹大統領は「栄光の歴史であれ、恥ずかしく悲しい歴史であれ、歴史は忘れてはいけない」とし「我々が我々の未来を守って準備するために」と述べた。同時に「我々の歴史の不幸な過去を再確認する一方、未来の繁栄のためにやるべきことを考えなければならない日が今日だ」としながら「己未(キミ)独立宣言の精神を継承し、自由、平和、繁栄の未来を共に築いていこう」と述べた。

松野博一官房長官は午後の定例記者会見で、尹大統領が日本を「協力パートナー」と言及したことに関連し、「韓国は国際社会の課題に協力すべき重要な隣国だ」と明らかにした。

今回の三一節記念式はソウル中区(チュング)の梨花(イファ)女子高内にある柳寛順(ユ・グァンスン)記念館で開かれた。2005年以降18年ぶりだ。李明博(イ・ミョンバク)元大統領・朴槿恵(パク・クネ)元大統領は就任初年度は世宗(セジョン)文化会館で、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は西大門(ソデムン)刑務所で記念式典をそれぞれ開いた。

三一運動に対する認識は、歴代政府の国政哲学と政治・思想的志向により違っていた。この日の記念演説で尹大統領は三一運動を「自由な民主国家を願った独立運動」と規定した。


抗日よりも独立を強調…日本にはパートナー宣言(2)

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