プーチン露大統領
CNNなど米国メディアは27日、プーチン大統領がセガール氏に国家友好勲章を授与する法令に署名したと報道した。法令にはセガール氏に対し「ロシアの国際文化的、人道的協力発展に大きく寄与した」と明示されたという。
セガール氏は米国で活動しているが、代表的な親ロシア派に挙げられる。プーチン大統領に対し「いま生きている世界最高の指導者の1人」と称賛する発言をしたりもした。
セガール氏は2014年のロシアのクリミア併合の際にも支持を表明した。また、2016年にはロシアの市民権を得ており、2018年には対米文化使節団の団長に任命された。
ロシアのウクライナ侵攻後、ロシア軍が占領したオレニウカで親ロシアドキュメンタリーを撮影した。オレニウカはウクライナ軍の戦争捕虜50人ほどが殺害され、その責任をめぐりロシアとウクライナの間で攻防が起こった所だ。
昨年4月にはモスクワの飲食店で自身の70歳の誕生日パーティーを開きプーチン大統領の熱烈支持者を招いたりもした。当時セガール氏は自身のSNSを通じ「みなさんは私の家族であり友達。みなさんを愛し、私たちはともに立っている」と書いたりもした。
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