日本の大型回転すしチェーン加盟店で「不衛生テロ」が相次いで起こったことを受け、台湾のある飲食店は店内でのＴｉｋＴｏｋ使用を禁止する命令を出した。

１２日、台湾現地メディアによると、台湾南部高雄の飲食店「釣客食堂」は最近、店内でＴｉｋＴｏｋを使用しないように公示した。ＴｉｋＴｏｋで活発に活動する台湾の有名インフルエンサー（網紅）の入店も断るとした。

これは日本のスシローで論争となった不衛生テロの模倣犯が出てくることが懸念されるため講じた措置だ。これに先立ち、日本では１７歳の高校生が先月末、スシローのあるチェーン店でコップや回転ベルトの上のすしに唾をつけるなど「唾テロ」行為を撮影した映像がＴｉｋＴｏｋなどに投稿されて大きな問題となっていた。


台湾ではある男性が２０２０年８月大型スーパーで牛乳を飲んで陳列台に戻す映像を撮影して問題になっていた。昨年１２月には米国国立公園グランドキャニオンの絶壁の上で峡谷の下に向かってゴルフのティーショットをしたＴｉｋＴｏｋのインフルエンサーのＫａｔｉｅ　Ｓｉｇｍｏｎｄさんが連邦検察に起訴された。